☆独立を果たした国☆
1942年
マレーシア
1943年
インド
↓
ビルマ
↓
フィリピン
↓
インドネシア
マレーシアはさくっと攻略したので、過程は飛ばします。
まずインド。
英国領インド帝国を駆逐し、共和国が成立しました。
史実では日本降伏後にゼネストが起き、2年後の1947年にインドが独立しています。
パキスタン、カシミール方面は依然日本の軍政下。
インド軍の統帥権を少し借りて東亜解放の兵力とします。
次にビルマ。
開戦時、陸軍兵力の大半をインドに割いたため、ビルマ方面は手つかずでした。
しかしインド独立に伴い、インド方面の陸軍を東進+中国広西からの挟撃でビルマの攻略を目指します。
ビルマの隣はタイなので、タイの助力も得ています。
南次郎(みなみじろう)指揮下の騎兵軍を戦闘に、ビルマの英国軍を攻撃。
歩兵装備では英国軍に後れを取っているものの、兵数で押して英国軍を内陸へ追い込んで包囲し、補給を断絶させることで勝利を勝ち取りました。
とにかく義勇軍イベントによって陸軍が増えるのはありがたい。
この義勇軍を使って、大東亜の防備を強化します。
そしてビルマに独立をあたえます。
これで、英国領インド帝国は完全に消滅しました。
元首バー・モウ首相は、史実の大東亜会議にて
『我々が救いを求めて与えられなかった荒野から我々を救いだしてくれたのは日本です』
と語っています。
次にフィリピン。
フィリピンではマッカーサー率いる米軍師団が手ごわく、日本としても決定打に欠ける兵力不足で進撃は停滞していましたが、インド方面の安定によって増援を派遣。
多方面上陸作戦を実行して一気に首都マニラを占領しました。
史実では、宗主国アメリカとの利権で食っていた現地フィリピン人、華僑の猛烈な抵抗に会って占領と治安維持に苦労しています。
次なる目標は蘭領インドシナ(インドネシア)。
1943年中期、フィリピンや北アフリカ、オーストラリアへ陸軍を向けている最中だったため、絶対的に陸軍が不足状態。ボルネオ島やスマトラ島の攻略に際しては、タイ軍、インド軍、満州軍による東亜連合軍を結成、共闘によって蘭領の勝利を勝ち取りました。
インドネシア植民地支配を語る上で非常に有名なのが『ジョヨボヨの予言』です。
『魔法の杖を持った肌の白い人がやってきて、私たちの国を支配する。その支配は長く続くが、やがて北から肌の黄色い人がやってきて、白い人を追い出すだろう。肌の黄色い人たちはジャゴンの花の寿命の間、この地を支配したのち、ラトゥ・アディル(正義の神)の支配する祝福される治世がくる』
分かりやすく言うと、魔法の杖を持った肌の白い人、とは銃を持った白人のこと。即ちオランダ人。北からやってくる肌の黄色い人とは日本人のこと。
日本人はオランダ人を追い出してインドネシアを支配するが、それはジャゴンの花の寿命の間(3年半)。そののちにインドネシア人が国を取り戻す時が来る。
これは中世の予言で、出典が不明なので詳細が分かりませんが、まさにこの通りになっています。
この予言の効果もあって現地インドネシア人は日本軍を解放軍として迎え入れ、日本はインドネシアを軍政下におきました。
ただし、戦局の悪化に伴う物資の供出に加えて飢饉が重なったことで、インドネシア人は日本に対する不信を増大させる結果となってしまいました。これがインドネシア人が『日本の統治は史上最悪』と評す理由です。
今回のプレイでは、東亜共栄の精神に基づきインドネシアの独立をさせることにします。
インドネシアに限りませんが、独立させることによって各国は独自に守りを固めていくので、日本軍の負担が軽減されます。
もしも独立を許さず、全てを占領下に置くとしたら、東南アジア一帯を日本軍単独で守る必要が生じるので大変きついです。
ちなみにこのころ、紫電改が完成。量産体制に入っています。
個人的に好きな航空機。~紫電改 解説~
おそらく日本の零戦と並んで有名で、軍事や大戦に興味がない人でも知っている場合が多い紫電は、水上戦闘機を構想して作られた航空機の発展型です。
それ以前には、たとえば『強風』『誉』などが作られますが、諸々の問題で大量生産には至らず。
紫電は試作機製造当初、計画していた飛行速度には達することができませんでしたが、零戦の後継機を求めていた海軍によって1943年8月に採用され、量産が命じられています。
このころ、米軍はF6Fヘルキャットを筆頭に航空機の世代交代を行っており、日本の零戦ではもはや航空優勢を勝ち取ることが困難でした。従って、早急に零戦に変わる新しい航空機が欲しい、ということで造られたのが紫電なのです。
その紫電自体は1944年10月、正式に採用されて計1100機余りが生産されますが、戦局を動かすには至りませんでした。
また、紫電は1943年3月、改設計が開始されており、主脚強化や胴体の再設計を行ったことで試験飛行にて大幅な性能向上が見られました。これが紫電二一型=通称紫電改です。
最大速度600キロを誇る速度に、高い格闘性能、機銃火力の増加を誇った紫電改は日本海軍の中でも飛びぬけた性能を誇ったために、大量生産が開始され、機銃を追加した三一型(紫電改一)、三一型を艦上で使えるようにした四一型(紫電改二)、エンジン換装の四一型(紫電改三)などが生まれています。
紫電改は投入時期が1945年ごろと遅かったために、主に日本本土に飛んでくる米軍爆撃機の迎撃に活用されました。性能的にはF6Fヘルキャットなどとは互角以上、P-61ブラックウィドウには劣りますが、中堅以上のパイロットならば互角以上に戦えたと言われています。
☆解説終わり☆
1943年秋。
北アフリカに日本帝国陸軍の増援を派遣。
約20個師団にて、アフリカの連合軍と対峙します。
リビア方面から日本軍が攻勢を開始、エジプト方面からイタリアとトルコが進撃。
北アフリカにて輸送作戦を行うのならば、地中海での制海権を得なければいけない。
『翔鶴』『瑞鶴』『信濃』を擁する第2機動艦隊に『雲龍』『沖龍』を合流させて差し向ける。
☆ジブラルタル沖 日英海戦☆
日本軍の戦果と損害
喪失
なし
大破
なし
中破
巡戦1
駆逐3
撃沈
空母1
重洋3
軽巡1
大勝利をおさめました。これ以降、地中海から英空母が姿を消しています。
おそらくは、ブリテン島周辺の海上防御に回っているんでしょう。
アフリカ作戦遂行と同時に、日本は英国本土上陸を目指します。
その上でどうしても邪魔になるスペインに宣戦布告しようかと思ったのですが、スペインのほうが先にドイツに宣戦布告。
実はこのころ、西フランスに米軍が大規模上陸を開始しており、二正面によってドイツ劣勢が確実となっていました。ソ連方面は、いまだウクライナとベラルーシにて小競り合いを続けているものの、フランスに戦線を構築せねばならない状況下では、もはやドイツはソ連に勝てないでしょう。
ドイツが死ぬ前に、日本の目的を達する必要があります。
一つは東南アジア諸国の独立。これは果たせました。
もうひとつが、英国本土の占領です。
インド帝国含めアジアの植民地をすべて喪失してもなお、戦争を継続しようとする英国と講和交渉を開始するためには、英国本土を押さえることが必要になってきます。ドイツの海軍では無理でも、日本帝国海軍ならば英国海軍と正面切って戦うことも可能です。
しかし、日本からでは英国本土は非常に遠いので、
スエズ運河を通ってジブラルタル海峡を通り、英国本土を目指す必要があります。
ジブラルタルは海からでは落とせないため、陸路から攻めなければいけませんが、その場合スペインを通らなくてはいけません。
今回、スペインが敵にまわってくれたので、スペイン本土のムルシアに上陸してジブラルタル要塞を攻略します。
ジブラルタル占領。これで、この海峡を自由に通過できるようになりました。スペインを足場にして、ブリテン島を目指します。
1944年初頭ですが、すでにフランスに米軍が上陸しています。ドイツも死期が近い。
英国と講和してもおそらく米国は日本と講和してはくれないでしょうが...。
イングランド南部に13個師団にて上陸。上陸するにあたって、当然ながら英国の王立海軍と海戦になりました。
日本軍の損害と大破
喪失
空母1(雲龍)
駆逐3
中破
空母1(瑞鶴)
撃沈
空母5(ハーミズ、グローリアス、イラストリアス、フューリアス、ヴィクトリアス)
戦艦3
重巡4
軽巡7
他不明
英国主力空母軍を軒並み撃沈。おそらく居るであろう米国の大西洋艦隊が到着しなくてよかった。これで上陸輸送作戦は安全に行えました。
ブリテン島の防備は大体薄いので上陸後はサクサク進みます。
英仏の連合軍がいますが、本土に上陸さえしてしまえば最早問題ではありません。
ロンドン攻防。ブリテン島方面の総司令官、石原莞爾。
1944年2月
日本はブリテン島を完全に占領。
このころ、フランスに上陸した米軍は追い返されていました。
とにかく英国本土を占領成功したらもう少し。もう少しで英国との講和によって連合国との戦争を終わらせることができます。
英国講和の際、日本はこのような要求のもと講和をしたと脳内補正しときましょう。
①英国は東南アジア諸国の独立を承認すること
②英国はアジアでの日本の交易を妨害せぬことを確約すること
③アフリカ、アメリカにおける英国の権益はこれを一切認める
④アジア、とりわけ中印での英国の特殊権益は認める
⑤日本は英国に対し、賠償金ならびに領土割譲は一切要求しない
ただし米国だけは頑なに日本との講和を拒んできます。紺碧の艦隊のような、影の政府(shadow government)でも存在するのかなんだかわかりませんが、米国と講和する場合は米国本土上陸が必要になってくるでしょう。
問題は日本軍だけでアメリカ大陸の占領は不可能だし、西海岸を占領できたとしてもアメリカにとっては大きな痛手にはならない。なぜなら、アメリカの工業は東海岸に集中しているからです。
ならばハワイを占領している現状を有効に活用しましょう。
①西海岸に陽動上陸
②パナマ運河に奇襲上陸、占領。
③パナマ運河から東海岸へ侵攻する
④米国首都、ワシントンD,C付近を一気に占領する
という算段で攻めることにします。