Five Nights at Freddy's をプレイしてみました。
PC版、Android版、iPhon版がありますが、私がやっているのはスマホ版です。
このゲームは海外製のホラーで全編英語ですが、恐怖を堪能するだけなら英語が分からなくても全く問題がありません。※ストーリーやらを深く知ろうと思うと英語の能力必須ですが。
ピザ屋の深夜勤警備の仕事をするゲームで、なんと週休120ドルという破格の薄給。
午前0時~6時の6時間のあいだ、店内の監視をする本当に簡単なお仕事です。
こいつらはピザ屋のマスコットで、チャーミングな機械人形。
昼は陽気に歌を披露し、子供に大人気。
正直言ってキモいことこの上なく、どこら辺が人気出る要素なのかが分かりませんが、アメリカ人のセンスですから日本人には理解できないのでしょう。
この機械人形たちは、夜になると自動で動き始め、機械人形に遭遇すると殺されます。
そのため、機械人形たちに捕まらず朝(6時)を迎えることがゲームの目的となります。
ゲーム開始は午前0時から。一定時間経つと1時間経過するようで、6時になった時点でクリアー。
これを5日間繰り返しますが、日にちを経るごとに難易度が上昇していきます。
ゲーム開始直後、前任の警備員より引き継ぎの電話がかかってきますが、これを引用。
★★★
ハロー!
このメッセージは初日のインストラクションだ。
私は君の前任者。
もっとも 今週で退職だがね。
緊張するのはわかるが
大丈夫。心配はいらない。
まずは最初の一週間を乗り切ろう。
まずは、読まなきゃいけない“あいさつ”があるんだ。
法律上、必要でね。
“フレディ・ピザ店へ ようこそ
ここは、大人も子供も楽しめる夢の国”
“当店は、一切の損害に対し責任を負いません
死亡事故等が発生した場合、敷地内を清掃したのち――”
”90日以内に失踪者として捜索願を出します”
不安な内容に聞こえるね。
だが心配無用だ。
ここの可動人形たちは夜の間、少し“変”になるが―
20年の間、風呂にも入らず、毎日歌い続けりゃあ―
俺だってそうなる。
連中は子供たちの憧れなんだ。
忘れないでくれよ。
さて、ここの人形たちは、夜の間、少しばかり
自動運転で歩き回る。
動かさないとサビつくだろ?
昔は昼間も歩かせてたが87年の"噛みつき"事件だ。
・・・人間って、頭が欠けても生きてるんだな。
まあいい。夜警の君が心配すべきことを話そう。
人形たちは、閉店後に見つける人間を―
人間とは認識しない。
君は人形の骨組みと勘違いされるだろう。
骨組みは人形をかぶるのが規則だから、彼らは―
君に人形をかぶせに来るだろう。
・・・問題は、その人形に針や可動部品が詰まってることだ。
・・・特に頭部付近に。
だからその中に頭を押しこまれりゃあ―
死んじまうよな。
・・・外から見えるのは、顔からはみ出す目と歯だけだ。
こんな話は聞いてないよな。
まあ、初日は簡単さ。
監視カメラを活用しろ。
あと、ドアの電力は大切にな。
グッドナイト!
★★★
プレイヤーは警備員室から出ることができず、やることは
①店内の要所に設置された監視カメラで、迫りくる機械人形の動きを把握する
②機械人形が警備員室に近いとき、警備員室の自動扉を閉める
ざっくり言えばこれだけです。
『YOU』が自分の位置、すなわち警備員室。
CAM=監視カメラのある部屋で、機械人形たちは部屋から部屋を伝って、警備員室を目指してきます。
CAM 2A~2Bと、CAM4A~4Bは、警備員室と通路で繋がっており、機械人形がこの通路にいるときに警備員室の扉を閉めないとゲームオーバーになってしまいます。
警備員室。
左右2か所のドアがあります。
DOORのボタンを押せば開閉をすることができ、LIGHTを押せば通路の明かりをつけることができます。
機械人形たちが通路にいても、明かりをつけないと見えないので、定期的に点灯と消灯を繰り返します。
こちらがギリギリまで近付かれた状態。すぐにドアを閉めないとゲームオーバー。
で、最初っからドアを閉めとけばいい、電気をつけっぱなしにしていればいい、と思うかもしれませんが、
このゲームには電気のバッテリーが設定されているため、電力消費を常に考えなければなりません。
最初、スタート時は電源100%ですが、何もしていなくも徐々に数値が下がっていき、0%になってしまうと停電。監視カメラも見れないし、ドアも閉めれない、電気もつけられないで実質詰みとなります。
監視カメラを見る、ドアを閉める、電気をつけることで更に電力消費は激しくなり、何も考えずにやっているとあっという間に0%になってしまいます。
従って、朝を迎えるまでの6時間のあいだ、限りある100%の電源をどうやりくりするかが問題です。
左下にあるPower Leftが残存の電量。
Usageは、現在の電気消費量です。
また、機械人形は4種類存在し、それぞれ特徴があります。
クマ:監視カメラの死角を移動するため、カメラに映らない
ウサギ:主だった特徴はない。左側の扉目指して迫ってくる
ヒヨコ:警備員室付近を多く徘徊する。右側の扉目指して迫ってくる。
キツネ:カメラで見ている限り動かないが、カメラから目を離すと一直線に警備員室目指して走ってくる。
カメラで走る姿を確認したら、すぐに扉を閉めないとゲームオーバーとなる。
このゲームはホラーの演出もさることながら、バランス調整が絶妙で、6時間耐え抜く間に電力がギリギリ残るか残らないか、上手い難易度になっています。
プレイしてみると、間違いなく『あと少しで朝だ...!でも電力がもうない...。早く時間経ってくれ!』という気持ちになるはずです。
とにかくホラーの魅せ方、ゲームの絶妙な難易度から海外でも評価が高いらしく、ここ最近日本でも話題になっているようです。