海外のメーカーが制作した、PC歴史シミュレーションゲーム

Europa Universalis3

時代、国は1453年のを選択します。

目標は、アジアにまたがる大帝国を築くこと。



中央の大きな数字は国威。その下の小さな数字が、順位です。

順位は国威の大きさで決定され、自分の国が世界的にどれほどの強さや影響力を持つかを意味します。


スタート時、明の国威は1。世界ランクは106位。

ちなみに国威はマイナス数値になったりもします。


最初は全く知られていない国でも、戦争で勝ったり領土を拡大したりでやっていると、否応なしに世界で認知される国となるでしょう。




1453年、東アジアの地図。

元が、北元としてかろうじて生き残っていることが分かる。

国旗という概念がないので、国名表記。



中世では、まだ未開の地がたくさんあったため、たとえば明だと太平洋、ロシア、中東地域が『まだ発見されていない土地』として真っ白になっています。

この未開の地を切り拓くには、『探検者』『征服者』を登用する必要がありますが、開始初期でこれらの人材はいません。


中世は領土が画定していない時代なので、新たな土地を開拓し自国の植民地にすることができます。

とくに15世紀でスタートするとアメリカ大陸は手つかずなので、早い者勝ち。

アジアで言うならば『日本で北米開拓』とか、明で蝦夷開拓、とかいろんなプレイができます。





とりあえず、明でスタートしてからは、陸軍の増強と統治レベルの増加を。

スタートの時点で明の統治レベルはゼロなので、まずは1にレベルアップすることを目標に。


交易レベルが1で、他はすべてゼロ。
1453年だと、他の国も似たり寄ったりだけど。



安定度は最低値-3で最大値が+3です。

この値が低ければ低いほど、国内が不安定ということになり、暴動の発生確率上昇、歳入の減少など悪影響が。

国庫は、国庫からの歳入を示しています。国庫から沢山出せば歳入が増えますが、インフレとなって物価が上昇するという副作用をはらんでいます。





そうこうしているうちに、日本からは同盟の提案がきました。


1450年代といえば室町時代後期なわけですが、この時期に、明と同盟を結ぼうなどと日本が持ちかけることはあり得ない上、中華世界を形成する明が、これを受諾するなど天地がひっくりかえってもありえない。


しかし、『有り得ない歴史』または『有り得たかもしれない歴史』を歩めるのが、このゲームのだいご味。ここは喜んで日本と同盟を結びます。


これによって、日明同盟が形成されました。



日本の首都は平安京のある山城の国。






明の皇子と、日本皇族による婚戚関係も日本と結びます。ヨーロッパ式外交ですね。

これで、日本-明の強固な結びつきが出来上がりました。



明は儒教国ですが、日本に合わせ、神道の信仰の寛容度も上げます。





1456年

ラーンサーンへ宣戦布告。

同時に安定度がマイナスに。...しまった。HOI2と違って『宣戦布告への大義名分』が存在しないとき、むやみに戦争すると国の安定度が低下してしまうんだった。


これによって明の安定度は最低の-3に。

少しやばいかも。





ラーンサーンは大越と同盟関係だったので、この2国が戦争相手。

明側は同盟関係に会った日本が明側として参戦してくれたので、構図としては



明・日本 VS ラーンサーン・大越


といった感じ。


ラーンサーンはラオスの王朝で、大越は現在のベトナムに当たるらしい。

といっても、明からすれば格下の相手なので、特に苦戦することもなく、総数9000の軍勢で攻め込み、ラーンサーンを完全併合。








ちなみに、大越がいつの間にか海南島に上陸していたものの、日本がこれを撃退してました。

...室町幕府の日本やるなぁと感心。



大越に関しては、領土割譲で和平。






これでインドシナ半島の入り口部分を直轄統治することに。


ちなみに、この戦争に前後して、台湾の先住民掃討に兵を派遣したものの...

まけてしまいました。原住民の数が思ったより多くて数に負けた感じ。





15世紀、台湾はまだ領土画定していないので植民したかったのですが、いつの間にかマラッカ領になってました。いずれ、取り返す(?)としましょう。





また、先の侵略戦争で、ラーンサーンを併合し、さらには大越から領土を割譲されたわけですが、これらの土地は、暴動が起きる可能性があります。その暴動を抑えきれないと、独立を許すことになる。

暴動を阻止するには、『宣教師を送り込み、改宗させる』こと。




改宗は必ずしも成功するわけではなく、失敗した場合必ず暴動が発生します。

1480年ごろ、満州(後金)と朝鮮に宣戦布告。

これによって、安定度がやばいことになった。

構図としては


日本・明 VS 満州(後金)・朝鮮(李氏)・チベット





戦線が広大なので領土を取ったり取られたりしたけど、徐々に満州を占領していく。

一方、日本は朝鮮半島に上陸していた。文禄・慶長の役を彷彿とさせる、1世紀ほど早い朝鮮出兵。






戦争を継続しつつも、明はシベリア地方を開拓。


我が中国は土地が欲しいんだ!人口はこれ以上いらん!

ということで、先住民は皆殺しにして、漢民族を植民させる。