ランス9のメインヒロインにして、ヘルマン帝国の皇帝(女皇)のシーラ・ヘルマン√の終章です。
当たり前ですが正史√に比べて、シーラ√終章はシーラ中心に進みます。
正史√よりも、ランスに仕えていたことで強くなったシーラの一面が強調されている感じ。
また、正史ではあっさりミネバに殺された宰相ステッセルと皇后パメラ。
シーラ√では、逆にミネバを返り討ちにします。
ステッセル・ロマノフ改め、本名ステッセル・イグノン。
聖魔教団の魔鉄匠の血を引く男として、野望をより鮮明に。
聖魔教団の過ちは、魔王と魔人に楯ついたこととして、
ステッセルは人類を統一した後、自ら魔人となって魔王に従い新秩序を打ち立てる気らしい。
もっとも、現魔王はリトルプリンセス(来水美樹)だから、魔王と血の契約をしてもらえるかどうか微妙だが..。それ以前に逃避行を続けているから、見つけることもできるかどうか...。
それにしてもこの男が魔人になっても強くなさそう..。いや、魔人パイアールと同じで知将タイプの魔人になるかも。
正史では3つの部隊に分かれて王宮へ侵入しましたが、シーラ√も同じです。
ただ、正史は3連戦だったのに対し、シーラ√は1戦のみ、戦闘は本隊だけです。
出撃メンバーは正史と同じ5人。
ランス、リック、パットン、ヒューバート、シーラ。
人型兵器が敵として登場する点も正史と異なる。
人型兵器の数が多いのでまともに戦えば苦戦は免れませんが、人型兵器は暴走状態。
同士討ちを優先するので、距離を置いていれば自滅してくれます。
厄介なのは後ろの弓兵。これをなんとか倒せれば、何の問題もなくクリアーできます。
人型兵器を片づけても、本城への途を阻むヘルマン軍の騎士たち。
シーラは自らの命を賭して説得し、騎士たちは目の前の少女が皇帝であることに気づいて剣を収める。
シーラ√独自の展開。
シーラの説得の結果、敵対していたヘルマン第3軍は革命軍に協力してくれる。
3軍の案内もあって、ランス達は無事に本城の皇帝の間へ。
追い詰められたステッセルは、鬼畜王でも見せた往生際の悪さを発揮し、46の闘将を目覚めさせ、人類抹殺の命令を受けた闘将達が動きだす。
起動を止められるのは、イグノンの血筋のみ。もはや絶体絶命かと思われたが..。
その闘将の起動を止めたのは、シーラ。
ステッセルがイグノンの血を引くなら、その娘であるシーラもまた然り。
シーラはステッセルが実の父親だと気が付いていたんだろうか?
ところで、なんでヘルマンにこれほど多くの闘将が眠っているのか?というと、ヘルマン帝国首都ラング・バウがある場所は、かつての聖魔教団の首都デトナ・ルーカだからだそうで。
それにしても見苦しいステッセル。シーラと親子だとは思えない。
本っ当に往生際の悪いステッセル。闘将も無効となったにも拘らず、今度は魔獣を召喚してきます。
ちなみに正史√で封印を解かれた闘神MMは、シーラ√では登場しません。
代わって魔獣バレンタインがラスボスになります。
ママトトにも出てきたモンスターらしいですね。
全体攻撃、遠距離攻撃をしてこないので、闘神MMに比べれば楽です。
注意すべき点は「毎ターン、体力の20%が回復する」こと「混乱攻撃をしてくる」の2点。
前者が中々厄介で、否応なしに戦いが長引きます。
しかし、回復量を上回る攻撃を毎ターン繰り出していけばいいわけで、さほどの問題にはならないでしょう。混乱も1ターンで治るので、ヒーラーのシーラとクルックーに任せれば大丈夫。
戦闘終了後、バレンタインに貫かれ虫の息だったステッセルを、シーラは蘇生します。
見苦しく喚くステッセルに、シーラが珍しく怒りをあらわにし、ステッセルはあくまで法で裁く、とのこと。
正史ではミネバに殺されてしまったけど、シーラ√ではそれなりに報いがありますね。
ステッセルは裁判でも黙秘を続けますが、皇太后パメラが洗いざらい話したことで、ステッセルとパメラの二人は死刑になります。
相変わらずマイペースなランス。
これ以降が、シーラ√のエピローグへ。
簡潔にいえば、
皇帝シーラの退位
↓
パットン・ミスナルジ改め、パットン・ヘルマンが新たな皇帝へ
↓
パットンの意向で即日、帝政の廃止
↓
共和政へ
↓
シーラが大統領へ選出
と言う流れです。
それにしても、今回はアリスの館ないのかな..。真エンド見たらでるのかな..?
一応、ランスモードでシーラverがあることを教えてくれます。