今作はあくまでヘルマンの内乱が題材で、ゼス崩壊のときにあったような魔人の介入がないからちょっと規模的に見劣るかもしれない。しかしシナリオはそんな悪くないと思う。


相変わらずランスの滅茶苦茶ぶりは健在だし、鬼畜王からリメイクされたヘルマンのキャラがいい味出してる。









12章でやっとルシアンが皇帝シーラの姿に戻るが、もうここまで来ると終盤。


真実は傍らに、とはどう考えても本物シーラが物語はじめから傍にいた事を意味してるんだろう..。





シーラの世話役ペルエレが変装している偽シーラを、本物シーラと思い込んで襲うランス。

ペルエレは育ちのせいか、シーラ姿でもあまり品が無い。


最初は紳士ぶるランスだが、我慢の限界が来て結局いつも通り強引に襲う形に。



相変わらず戦う動機が酷過ぎるランス。


ランスがペルエレを散々犯したのち、ようやくルシアンの変身が解かれる。
それにしても、変身薬って服の色まで変わるんだ..。




本物シーラはステレオタイプのお姫様というか、魔剣カオスをして「まだ情緒が子供」と評された。


ランスの奴隷生活に慣れ切った皇帝シーラ。

このポジションは完全にシィルのものなのに..。シーラが完全に板についている。



一応メインヒロイン(?)のシィルは一体いつになったら呪いが解けるのか?

戦国ランス以降、まともに出番がないしなぁ..。


ランスのそばに仕えていたことで、心身ともに強くなったシーラ。
以降、戦闘でも名前とグラがルシアンからシーラへ。













それと12章の前、11章では鬼畜王にも登場した花売り娘のエレナ・フラワーが、盗賊団の頭として登場。



気弱な人がハンドル握ると性格変わる的なノリで、血吸いベッタンと呼ばれる呪いのハンマーを手にしている間、性格が荒々しくなっている。



ちなみに血吸いベッタンを使う条件は「乙女」であること。

すなわち処女である必要があったため、ランスに襲われることに..。





しかしエレナを見直してみると、髪の色が違うパルプテンクスって感じ。

なんか似てる。






血吸いベッタンのときの無茶苦茶の性格と、本来のギャップが良い感じ。
エレナのキャラはよかったかも。一発屋で終わらせるには勿体なかったと思う。