ランス9はこれまでのシリーズと比べると、男キャラの比率が大分多いのでそこは賛否分かれるかもしれない。

個人的には全然オッケーだけど。ランスにエロは求めてないし。


というか、ランス9は結構面白い。






ランス9は章立てで話が進む感じ。

点灯しているイベントパネルを選択して話を進めていく。

赤が見終わったイベント。点灯していないものは、イベントを見る条件を満たしていないということを意味し、一つの章の中で必須イベントを全部読み終わると、次章へ進む、と言う形。











それでストーリーを進めていくと、ヘルマン正規軍とぶつかることになる。

ヘルマン軍は5つの軍団を保持しており、ランス達革命軍が戦う順番としては、4→1→5→3と言った感じ。2軍とは交戦しない。



ヘルマン第4軍。尖兵としての扱いだが、実質捨て駒部隊。

愚将ネロ・チャペットと副将クリーム・ガノブレード。




ネロは鬼畜王にも登場したが、あちらは普通の騎士だった。正史では完全な無能将軍に。

4軍は副将クリームで保たれていたようなものだけど、クリームはあっさり革命軍に鞍替え...。

将軍と副将の足並みがそろっていないのは、鬼畜王の設定を引き継いでいるらしい。



4軍はヘルマン正規軍とはいっても序盤の敵だけあって弱い。



ヘルマン第2軍。

魔物領と隣接するヘルマン帝国にとって、国境の防備は重大な任務。

2軍で死者の出ぬ日は無いといわれるほど過酷な環境らしい。


将軍アリストレスが革命軍寄りの人間なので、中盤までは敵対はしない。

鬼畜王ではシーラにぞっこんだったけど、正史ではどうなんだろう..?というかセリフ見れば大方の予想はつくけど。


熟練の老将軍レリューコフ率いるヘルマン第1軍。
ストーリーでは、第4軍の後に第1軍とぶつかることになる。
将軍レリューコフ・バーコフと副将カール・オジザン。

士気や錬度ではヘルマン軍トップクラスの精鋭を率いて、ヘルマンを革命せんとするランスたちの前に立ちはだかる。






邀撃部隊の第5軍。

あらくれ集団として名高いが、その実力は指折りの軍団。

将軍ロレックスは二刀流を操る屈指の剣豪として知られ、ヘルマンの人斬り鬼と恐れられる。



将軍ロレックス・ガドラスと副将オルオレ・ザ・サード。

オルオレはどう見てもル○ン3世...。こういうのを臆面なくできるあたり、さすがアリスソフトと言うべきか..。



あとは第3軍。


自分が成り上がるため、また戦いに勝つためならどんな卑劣な手でも使う野心家の将軍ミネバ・マーガレットが率いる。



血のつながった弟ですら手ゴマにしか思わない冷血な女。

本人の実力も本物で、並大抵の騎士では到底敵わない。







最後にヘルマン評議会。



一応は皇帝シーラが最高権力者という形だが、実際は皇后パメラと宰相ステッセルがヘルマンを牛耳っている。日本の院政を思い出せば分かりやすいかも?


しかし有体にいえば皇后パメラと宰相ステッセルは愛人関係にあり、国のトップは実質宰相ステッセル。






なーるほど..。こいつは酷い。ヘルマン帝国の腐敗の理由はもう速攻で理解できた。

現実にもこういう輩いるからな-..。日本とか..。




このヘルマンから抜け出し逃亡したシーラ・ヘルマン=ルシアン・カレット。

まあ発売前からバレバレだったらしいし。むしろなんでランスたちが気付かないのか..。


変身薬で姿を変えてまで、帝都を脱出したシーラ。

皇帝として生活していたころは、まさに籠の中の鳥だったが、脱出後にランスと接触できたのは幸か不幸か..。



しかし変態なのはランスだけじゃなく、魔剣カオスも..。ルシアンの受難は続く。





セックス→パンツの交渉術で迫る魔剣カオス。

魔人を殺せる伝説の魔剣としての威厳が...。







あと、割と序盤で浮要塞が使えるように。

今作では、ランスたちは移動可能な浮要塞を拠点としてヘルマン軍と戦っていくみたいだけど..。。





浮要塞のこのシステム懐かしい!ブロック配置で強化していく仕組みは、闘神都市Ⅲを思い出した。

このシステムは空いているマスに、聖魔法を設置して浮要塞を強化するもの。

なるべく隙間を埋めて、無駄なく強化していくのがポイント。ってのは闘神都市と同じ。




設置にはお金ではなく聖魔ポイントが必要。お金に変換しなくてよかった..。

浮要塞には様々な聖魔法ブロックを設置することができる。


魔砲=一直線の魔法レーザーを撃てる

魔壁=敵の侵攻を阻む魔法の壁を設置

魔手=敵味方問わず、一人を任意の場所へ移動させる

魔活=行動済みの味方一人を再行動させる

魔球=範囲爆発攻撃が可能



注意すべきは、動力部を除いた聖魔法は、1ブロックにつき1回限り。使えば消滅する。

その都度、聖魔ポイントと相談して再び製造、設置しなければならない。



聖魔法は戦闘中の好きなタイミングで使用することもできるし、ターンの終わりに行うこともできる。

どれも基本的にも強力なので使いどころが肝心。

やべ、敵に囲まれちゃった、となったら魔砲レーザーで敵を蹴散らすもよし、魔手で移動させるもよし。
魔活は特に使い勝手が良く、極端な話設置した分だけ、1ターンに5回でも6回でも再行動させることができる。

こういった聖魔法を上手く活用し、多勢に無勢な戦いに活路を見出す。











なんせ、今作は毎回毎回、敵の数が多すぎる!!
それが良いんだけど。


でも、敵の数をみると物怖じするけれども、戦闘システムをきちんと理解すればそんなに苦労しない。

キャラごとの役割、立ち回りを誤らない限り、詰まることは無いと思う。




戦闘の種類と言うか、勝利条件も色々。

防衛戦に殲滅戦、また○ターン以内に敵を全滅させろ!とか。




任意でマップ視点をズームにしたり、またある程度視点を回転を変えることができればもっと良かったかな。










序盤からシリーズお馴染のリックと志津香、使い勝手が良い。
主人公のランスは言うまでも無く強いんだけど。

リック・アディスン


優秀すぎる。その一言に尽きる。

高い攻撃力、受け流し、反撃で敵の攻撃を一手に引き受けることができる。

更に必殺技の性能が素晴らしい。問答無用のエース。


さすがリーザスの赤い死神。



魔想志津香。



今回はリズナやマジックが登場しないから、志津香が中盤までほぼ唯一の魔法使いと言ってもいい。


ソーサラーは防御が紙なのでガードとの同伴は欠かせないが、ランス世界の魔法は必中なので回避の高いシーフに魔法がとても有効。また装甲の厚い重装兵に対しても同様に魔法は重宝する。




白色破壊光線撃つ時のセリフ、戦国ランスのマジックを思い出すかな..。



新キャラ、ピッテン・チャオ。



魔法攻撃への耐性が非常に高くて重宝する。

ランスの仲間としては珍しくイケメンでも生かされている..。


他にはアルカネーゼやクルックーが前作に引き続き加入、JAPANからも真田透林と徳川戦姫が加わる。






そしてミラクル・トー。


ランスと同じく世界征服の野望を持つ。



使い勝手が良い
さすがと言うか、アニス、魔人レッドアイに次ぐ魔法レベル3。



もちろん魔法使いだから、不用意に前に出せないが。




正直言うと、ミラクルを発売前に見たとき敵キャラだと思ってた。

まさか仲間だなんて...。しかもめっちゃ強いし。



魔想志津香の完全上位互換といえるほど、ミラクルは非の打ちどころがない。











早く正史ルート+7人のヒロインルート終わらせて真エンド見たい..。