前回に引き続きオブリビオンの記事です。
ライトセーバーが一番のお気に入り武器。
バランスブレイカーとも言うべき強さですが、最大の欠点は魔法反射をしてくる敵には滅法弱いことです。
ライトセーバーの性能は、内部的には魔法ダメージと言う設定になっています。
しかし魔法ダメージを反射してくる敵に対しライトセーバーで攻撃すると、致命的なダメージが跳ね返ってくるのです。
本当に一瞬で死にます(こっちが)。
これが頭痛の種。
そういうときは召喚魔法で、デイドラさんに戦ってもらいますが、実にまだるっこしい。
それから前回、基本的に探索できるのはシロディール内だけと書きましたが、このシロディールも本当に広いです。
まさしく広大な箱庭世界。
これに天候、昼夜が存在するのでゲームの中で自然を楽しむことができる。
オブリビオンの醍醐味ですね。
クエストを進める、以外にゲーム内の自然と景観を楽しむというのも一つの遊び方です。
私はBGMだけは全く変えていません。MODを入れることで色々変えることができますが、デフォルトのファンタジックな音楽とこの世界が非常に好きなので、変える気が起きないのです。
後は前回書いたデイドラロードのこと。
デイドラロードの存在もまた、オブリビオンの魅力であると思います。
デイドラロード16王は、人間の住む世界とは異なる異次元・オブリビオンの次元に住んでいます。
ですが16の王はそれぞれ異なる領域に住んでおり、一口にオブリビオンの次元と言っても多種多様な世界があるのです。
デイドラロードは基本的に、人間にとって悪い神様という位置づけですが、厳密にいえば
「良いデイドラロード」と「悪いデイドラロード」の二つに分けることができます。
良い、と言っても人間に危害を加えない程度のレベルのものですが。
ストーリーを進める上でほぼ確実に絡んでくるデイドラロードは、
既プレイの方はご存知、
アズラ(良)
シェオゴラス(悪)
メエルーンズ・デイゴン(悪)
の3体ですね。
順番に行きましょう。
月の影、薔薇の母、夜空の女王の名で知られるデイドラロードこそが、アズラ。

人間にとって忌み嫌われるデイドラロードの中でも異色の存在で、日の出と日没、薄闇の時を司ると言われる。デイドラロードの中でも、信者への寵愛が強い。
彼女のクエストでは、
「我の信者が吸血鬼にされ、苦しんでいる。そなたの手で安息を与えてやってほしい」
というものです。優しさを感じます。
次にシェオゴラスです。
人知を越えた狂気を司ると言われ、人間や他のデイドラロードから特に畏怖され「狂気の王」と呼ばれる。

狂気を司るだけあって、話し方も今一要領を得ません。
シェオゴラスは、ゲーム中で直接会うことができる数少ないデイドラロードですね。
彼が支配するオブリビオンの次元、シヴァリング・アイルズはDLCとして配信されました。
最後はメエルーンズ・デイゴンです。
ネタばれすると、デイゴンは今作のラスボスです。
司るのは、破壊、変化、革命、活力、野心。

本作でタムリエルに侵攻しようとするデイドラロード。
人間たちにとって明確な敵であり脅威です。
人間の住む世界・ニルンと、デイドラの住む世界・オブリビオンを繋ぐゲートを開き、ニルンを破壊しようとしてくる絶対の敵です。
当然、メエルーンズ・デイゴンも不死の存在ですから決して殺すことができません。
本作の目的は、ニルンへ侵攻しようとするメエルーンズ・デイゴンの意図を阻止することです。
最後までやると分かりますが、結構熱い展開でした。
ストーリーには絡みませんが、私が好きなデイドラの一つが、メファーラです。
運命の糸を紡ぐ者として知られるメファーラが何を司っているのかは定命の者には理解が難しい。暇つぶしに人間の世界に干渉するのが、一貫したテーマらしい。
メファーラのクエストは、要点をつまむと
「ある集落で仲たがいを起こし、皆が殺し合うように差し向けろ」というもの。
それを見てメファーラは楽しむのです。
実にえげつないが、デイドラロードらしくて良い。
このクエストは特に楽しかったです。
ご満悦メファーラ。
ちなみに、悪い神様デイドラロードと対極的に、良い神様と言う位置づけのエイドラが存在。
エイドラは9人存在しデイドラ16王と同じように9大神と呼ばれています。
最高神・アカトシュ。
タムリエルでもアカトシュ信仰は盛ん。
しかしゲームにおいて関係してこないので影が薄い。
最後に本の事を記載しましょう。
私がオブリビオンを好きな理由の一つが、本です。
このゲームには多種多様な本が存在。
本棚にある本は全て読むことができるのです。
薄いもので1,2ページ、長いものでも10ページ程度のものですが、この内容が本当に秀逸。
設定補完から、小説、街案内など見てて非常に楽しい。
ここまで惜しみなく作りこまれているゲームは、やはり良作ですね。
最初見たときに気に行ったのが「魔術の手引き」でした。
この世界に存在する「魔法」について事細かに書かれており、4ページ程度とはいえ非常に面白かった。
ついつい本を探し求めてしまう。
このゲームには書店が存在しますが、これが一番好きなお店だったりします。