ハーツオブアイアン2のMOD『すべての戦争を終わらせる戦争』シナリオ。
あらすじ
①1936年 エイリアンが地球に攻めてきた
②アメリカ合衆国が死んだ
③世界の国が同盟を結んだ
④人類vsエイリアンの熾烈な争い
エイリアンのイメージ画像(FALLOUT3より)
邪悪なるエイリアンの侵略を受け、旧大陸ではヨーロッパの地図をベルサイユ体制以前に戻すという無茶苦茶な提案が通る。
日本の天皇陛下を始めとして、各国首脳が説得に回ったらしい。
オランダはフランスが併合し、ベルギーとルクセンブルクはドイツが併合。
平和裏にことが済んだようです。
それはポーランドも。
ドイツとソ連が衝突しないよう、緩衝国としての役割も持っていたポーランドですが、ドイツとソ連の協力が必要な事態になり、ポーランドの主権を最大限に尊重するという形で、併合される。
一方、エイリアンの占領区域では...
人間牧場がつくられたり、実験台にされたりしているとの噂が。
エイリアンにとっての人間とは、そこらへんにいるネズミと同じということでしょう。
エイリアン軍の中には「人類文明化軍」とかいうのが存在するあたり、人間を下等生物としか思っていないのがまじまじと感じ取れます。
1936年のゲーム開始から、アメリカ大陸と太平洋、大西洋全域がエイリアンの支配下になっていきます。
これを阻止するのはほぼ不可能で、残った人類の生存権はユーラシア大陸とアフリカ大陸、数々の列島のみ。
地球上の制海権と制空権は、全てエイリアンが掌握してしまいます。
1939年3月
エイリアン軍、ソビエト連邦のオホーツク(ロシア極東)に大規模降下。
人類の存続をかけた死闘の始まりです。
ところで、エイリアン軍はいくつかの軍団に分かれています。
アメリカのロスアラモスにある本隊のほか、
第1~3方面軍、特別奇襲部隊。
これらは個別に軍を編成して動いており、
オホーツクに降下してきたのは第1方面軍。
5000年間地球に文明を築いてきた人類を舐めるな、と言いたいところですが
エイリアンは人類を遥かに凌駕する超兵器と超大軍を擁しており、まともに戦おうものならあっという間に消し炭にされます。
真正面からぶつかり合う訳にはいきません。
このエイリアンの第一攻勢も、防ぎきれなかった場合。
日本と中国が滅亡する一歩手前。
今回は先手を打ちます。
今回のプレイヤー国はドイツですが、ソ連と日本、中国軍の統帥権を事前に握り、ドイツ指揮下の4カ国連合軍の総力を上げ、オホーツクに降下したエイリアン軍を海に叩き落す。
オホーツクの両軍戦力比
エイリアン軍第1方面軍:推定225個師団(300万人くらい)
4カ国連合軍(日中独ソ):約500個師団(650万人くらい)
どれほどの犠牲がでようとも、何人死んでもいい、とにかく海へ蹴落とせ!
『余は諸君に攻撃せよと命ずるつもりはない。余は諸君に死ねと命ずる』
ムスタファ・ケマル
(1881~1938)
(トルコ共和国初代大統領)
こちらもかなりの被害を受けますが、エイリアン軍の第1方面軍を殲滅することに成功。
この結果、エイリアンの第1方面軍は壊滅。以後は一切登場しません。
(難易度、簡単だからこそできる芸当です)エイリアンめ、冬のオホーツク海で水泳でも楽しむがいい!と思う暇もなく、アフリカにエイリアン第2方面軍が上陸。
アフリカは防衛が非常に困難。なぜならばインフラが劣悪であり、移動や補給が困難だからです。
したがって植民地のアフリカ土人の防衛は一切を後回しにする。
むしろエイリアンの庇護下に入ったほうが発展するのではないか?
という冗談はさておき、そもそもアフリカ大陸は8割近くがイギリスとフランス、イタリアの支配下だし、ドイツは日中ソとの共同行動で、アジア方面で手いっぱいなので、アフリカの防衛は英仏伊に頑張ってもらいましょう。
このころ、鹵獲したエイリアンの兵器を解析し、装甲化二足歩行攻撃システムが完成。
これはロボット...いやパワーアーマーか?
これが反則レベルの強さを誇り、今後、人類反撃のための切り札となるはずです。
まだまだ数は少ないですが、この兵器の運用次第で、局地的な優勢を勝ち取ることができます。
人類の目がアジアとアフリカに向いている中、
第3方面軍の母船がイベリア半島のスペインに降下。
エイリアン軍のヨーロッパ侵攻作戦が本格的に動き出す。

イベリア半島からは、イギリスやドイツにフランスといった、ヨーロッパの心臓部に極めて近い。
この侵攻を許せば、人類に反撃の手立ては無くなってしまう。
エイリアンの侵攻を一覧にしたみた↓
①オホーツク(ソ連)⇒4カ国の攻撃で防衛成功。
②英領インド帝国ビルマ(英)⇒独ソ日中の共同防衛。苦戦中。
③ペルシア(アラブ連邦)⇒アラブ連邦とドイツの共同防衛。苦戦中。
④アフリカ⇒エイリアン軍の完全占領下。スエズ運河で防衛中。
New!→⑤ノルウェー
New!→⑥イベリア半島
New!→⑦ギリシャ
本気で人類をつぶしにかかってきたエイリアン軍。お遊びはもう終わり、といったところか?
とにかく、イベリア半島からの侵攻だけは絶対に阻止しなければいけない。
これは事前に、スペインに絶対防衛線を構築してあります。
ドイツ、ソ連、オーストリア、アラブ連邦、スペイン、スイスの6カ国軍が集結。
どれ程の犠牲が出ようと死守させます。
イベリアの両軍戦力比。
第3方面軍の兵力(予想)300個師団(400万人くらい)
6カ国連合(独ソ墺ア西瑞)約550個師団(700万人くらい)
北欧は、主にスカンディナビア&ドイツ&オーストリア、ソ連&中国&日本で防いでいるが、正直この地域は守りきれない。
ある程度のところで防衛線を張り、フィンランド地区は諦めます。
ちなみにアイスランドはとっくに占領されています。
これはスカンディナヴィアでプレイした時用のイベント。
ギリシアに関しては、アフリカに派遣していたロボット軍を呼び戻し、早急に防衛線を張ります。
バルカン半島、旧アルバニアのティラナ上陸軍だけは、蹴落とさなくてはならない。ここからの進行を許せばオーストリア帝国が滅んでしまう。
エイリアン人類文明化軍1個師団だけだったので、山岳歩兵3個師団でたたき潰せた。
残るはギリシア半島だが...。
こちらはドイツ・ソ連・オーストリア・中国・日本・アラブ連邦の6カ国連合の約140個師団で防衛線を張って、守勢に徹する。
一応アテネに威力偵察を試みる。
局地的優位は確保せしめ、エイリアンの攻勢を停滞させているものの、ゲーム的にこの状態でクリアはちょっと至難。というか、この時点でエイリアンから10発近い核攻撃を食らっているため、長期戦となるとこちらは焦土になる。
極端な話、100個師団を固めている防衛線に核が落ちれば、一巻のお終いといえる。
エイリアン軍を含めた陸軍規模比較。
エイリアンのほうは恐るべし、約1300個師団。
その他方面軍を合わせると、約1800個師団。
この中に人類を凌駕する超兵器が含まれているため、何ともし難い。
(難易度 簡単だからこそこの程度で済んでいます)そしてドイツとソ連の2大陸軍大国だけで1300個師団、次点の中国を合わせると1500個師団。この3国だけで世界のほぼすべての戦線を支えており、独ソ中の一つが欠けただけで戦線は崩壊します。
アラブ連邦も貴重な戦力で、日英仏も戦線の補助を担う。
日本とイギリスは特に海軍が奮闘しており、いまだ機動部隊の空母『イラストリアス』『フューリアス』『グローリアス』『赤城』『加賀』らが存命。
※ちなみに何処の国とも統合されず生き残っている小国の陸軍も駆り立てている。いないよりマシといったレベル
矮小な国家意識を捨て去り、人類一団となって戦うものの、文明の差はいかんともしがたく、苦戦と敗北を繰り返す。
1941年9月 マルタ会談
地中海のマルタ島にて、列強各国が会談。
もはや、このままでは勝ち目がないことを悟った人類各国は、会談を開く。
政府機能を一つにし、統一した指揮系統を構築することを決定しました。
世界連邦政府の形成です。