2019年(令和元年)DUO感謝祭は遠州は内容の変更(釣り大会中止、交流会のみ)、宮城は「延期」…、SHIMANOの熱砂Live(in鹿島灘)も中止。

釣旅に行こうと予定すれば「雨」「風」と自然条件に恵まれず、帰宅命令が出る度に気象条件は良好(笑)
「なんて年だ」と嘆いても自然が相手では「仕方ない」ということに。

今回の感謝祭(宮城)は、そんな鬱憤を晴らすためにエントリーしていたのに、「延期」となり…ところが、富山の釣友は躊躇なく「宮城へ行くよ~ご一緒しましょう」と、朝倉さん、笠井さんのフットワークの軽さに驚きながらも、釣旅出来ていない私の背中を押してくれた。

『初日編』
金曜の夜に出発して、宮城で午前3時くらいに待ち合わせという「現地集合」。


神奈川の社宅から宮城まで410km(高速利用で約5時間)の車旅、社宅から国道16号を利用して久喜IC~白石ICまで東北自動車道(274km2時間45分、4,420円〈休日料金〉)経由して待ち合わせ場所へ。

予定通りに合流するも既に土曜日の午前3時、不眠のままの強行です。


入砂場所は「仙南」と呼ばれるサーフ、震災の時に支援に来た時以来の仙台(釣りは初めて)です。
海岸線の堤防から内側には住居はほとんどなく…復興が進んでいるのかどうかもわからない状況ですが…ここに来るまでの市街地は変わったと思える感じがしました。

初の仙南サーフ、事前に情報を調べてくれた朝倉さんにポイント選択はお任せ。



初めてのサーフで何をキャストするのか…メタルドライブ(チャートファイヤー)を選択、もちろん感謝祭ということもあり、「Beachwalker Wedge 95S」は3本購入してますが、ここは信頼のおけるルアーから選択。


そもそも、釣り方(スタイル:巻かない釣り=ほっとけメソッド)にあわせると、使い安いのです。
※「フィネス」という風にいうこともあるそうですが…ニュアンスの違いかな?

釣り方はいたってシンプル!
キャストして着底させたら、少し巻き上げるか、しゃくってルアーを底から浮かせて…抵抗感があるうちはステイさせる、これを繰り返すだけです。


引き抵抗を感じる(潮の流れでルアーがプルプルする感じ)が伝わる、感度に優れたロッドとライン、リーダーのシステムが必要になりますが、ヒラメ専用のNESSA Ci4+とTW4000XGの組み合わせですから特に問題は無し。

潮の流れに任せて、レンジも沈むまで出来る限り自然に、ここでメタルジグのアピールだけでなく、ワームのアピールも出来るメタルドライブが重宝するんですよ。


キャストして遠投も可能で、検索範囲を広く取れるメリットがありますから。


キャストは出来る限り手前のブレイクから始めて徐々に遠くへ、波が発生して一度消える(多分、深い場所がありプールになっている可能性があり)場所辺りは丹念に探りたいので、着底がはっきりするルアーが良いですね。

キャストする前に「失礼致します」と一礼…海へお邪魔させて頂く事への感謝の気持ちです。

少し濁ったような感じの海ですが、透明度はある感じ。
波もそんなにバタバタしていないような…遠州サーフと同じような遠浅サーフという感じですが、地形の変化は仙南サーフの方が分かりやすい感じです。(今回はね)

堤防の階段を越えて、テトラを越え…右側に見える海岸には、波が立って、消えて、また波が立つという深いところがあるポイントが目に付く。
なんとなく払い出しもあるようなそんなポイントを選択してキャスト開始。

ファーストキャストから着底させて、リフトしようとロッドを持ち上げた瞬間に「ゴッ、プルル」と生命観が伝わる…けれど、引き抵抗は無く重いだけ、でもロッドは弧を描いたまま?
まさかゴミ?


それともこれがもしかして、渡り蟹ですか~とリールを巻き巻きして、ハサミを持ち上げ登場~本命ゲットです(笑)



笠井さんに写真を撮ってもらい、ビニール袋へ入れて…2戦目開始。


同じようにキャストして、着底・リフト(巻き上げ)を数回繰り返したところで、「ゴン、ブル」と懐かしい手応えが…ヘッドシェイク、マゴチか~?


「グン、グン」と引き抵抗が変わり…ん?


波打ち際に見えたのは「ヒラメ」です、慎重にロッドを倒して海から引き抜こうとした瞬間、「ふっ」と抵抗が無くなり、波に揉まれて、反転して…お帰りに、「ばらした」…向こう合わせでそのままリーリングしたので、掛かり所が悪かったか、浅かったか?

初めてのサーフ、めげていても仕方が無いので、引き続きキャスト~キャスト~の3回目に「ゴン、ゴン」と当たり、力強い引き抵抗、今回は間違いなく「マゴチ」の手応え、意外と良い引き!



無事にランディング、50cmの魚体はそんなに膨れてはいないし、写真を撮って令和初のマゴチはリリースすることに。

写真を撮ってリリースしてからちょっと休憩。
からの、一投目(着底と同時に)で生命観、ヘッドシェイクでマゴチ確定、凄いことになってきた(笑)

それから、笠井さん、朝倉さんを近くに呼んで交代でポイントを攻めて…気がつけば、別の関東から来たというチームも近場に寄り、結構な数のマゴチをキャッチ。


マゴチ祭りとなりました…結果、ラストに55cmのナイスサイズのマゴチをキャッチ&キープして、この日はカニ1杯、マゴチ5本をキャッチ…ヒラメ1バラシwww



なんと、メタルドライブ1本での釣果でした…他のルアーを使うことが無かったwww

朝倉さんも笠井さんもカニ&マゴチをキープして満足の出だしです。


その後に食事ということで「スペシャルとんかつ」を食べにとんかつふじ支店へ…ナイフで切ってフォークで食べるというビッグサイズのとんかつ?




その大きさ、ボリュームに驚きましたが、肉は柔らかくジューシーで食べ応え充分、ライスは2口ほどしか食べられず…個人的には大根おろし&ポン酢が欲しかったけれど、お腹が張って苦しくなるほど、絶品のとんかつでした。


残ったライスは朝倉さんに食べてもらって、3人とも完食しました。

この日は午後から「スーパー銭湯 極楽湯 名取店」へ移動し、まったり&湯ったりの時間を…深夜3時まで営業しているんですよ。(営業時間:午前8時~翌午前3時・年中無休、朝8時~深夜3時(最終入館は営業終了30分前となります、料金は平日560円土日祝610円)、食事も出来ます。


入砂で移動する直前まで憩えます、しかも隣にはファミリーマートと、申し分ない状況です。

13時には湯船の中へ、1時間ちょっと湯ったりして…うたた寝所で、深夜1時まで爆睡www
一度外に出て、笠井さんと歓談しながら朝倉さんを待ち3時に、また同じポイントへ行くのでした。

『2日目』に続く…