5月16日は、元禄2年3月27日「(新暦1689年5月16日)に松尾芭蕉が『奥の細道』へ旅立った事が由来となって、「日本旅のペンクラブ」によって1988年に制定されました。
「旅の日」は、”せわしない”現代生活の中で「旅の心」を大切にし、旅のあり方を考え直す日”としています。
※日本旅のペンクラブは、旅を愛する作家などによって結成された団体で、旅の文化の向上を目指すとともに、自然環境保護や地域活性化に向けて、様々な活動を行っている団体。
奥の細道は、俳人の松尾芭蕉の紀行であり、俳諧(はいかい)で、「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也」という序文より始まる。
門人の河合曾良(かわいそら)を伴って江戸を発ち、奥州、北陸道を巡った旅行記で、全工程600里(2,400キロメートル)、150日間をかけて旅をしたとされています。
奥の細道には、俳句が沢山書かれています。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」、「五月雨をあつめて早し最上川」、「荒海や 佐渡に横たふ 天の河」などが有名です。
松尾芭蕉の旅が東北地方、北陸地方なのに対し、私の「釣旅」は相模湾・駿河湾・遠州灘を巡る旅。
松尾芭蕉と比較することは恐れ多いですね。
もっとも、釣旅が始まったのは、神奈川県相模原市の社宅からなのですが…釣旅のブログでは「山梨から一魚一会を求めて」とかっこつけてます。
山梨県から静岡県へ行くにはいくつかのルートがあります。
○甲府-黒駒-御坂-吉田-籠坂-須走-茱萸沢-神山-沼津への「沼津往還」
※国道138号線(東富士五湖道路)
○甲府-右左口-柏尾坂-女坂-精進-本栖-根原-大宮-厚原-吉原湊への「駿州中道往還」
※国道139号線(西富士道路)
○富士川渓谷を通る河内路から興津口に出る往還
※国道52号線
○甲府-竹居-大石嶺-鳴滝を経て大宮への「若彦路」
○富士川渓谷の通過「駿州往還」
五つの街道がありました。
そもそも、武田氏がこれらの街道を動脈として甲府に結びつけ、東海道と甲州との経済流通路とすると同時に駿河支配を貫徹させていった話しも今に伝わります。
それを証明するのが甲州名物の「あわびの煮貝」です。
駿河湾で採れたあわびを加工して馬の背中に乗せて甲府へ、煮貝はその間に適度の味が染み込み、甲府に付く頃には最高の味に仕上がっていることから、甲府で売られる煮貝は格別に美味しく、甲州の名物になったといいます。
「あわびの煮貝」は見た目よりやわらかく、それでいて歯ごたえもあり、程よく煮汁が染み込んで…日本酒などの酒に合う肴です。
でも…高価で高級な煮貝はなかなか食卓には登場しませんwww
旅と旅行の違いはなんだろう、ネットで検索すると次のように解説されている。
旅(たび)とは、住んでいる所を離れて、よその土地を訪ねること。
旅行(りょこう)とは、家を離れて他の土地へ行くこと。
どちらも同じように…でも、なんとなくニュアンスが違うというか違和感を感じる。
旅行は、計画して複数(家族、団体、ツアー)で出かけるイメージ。
旅は、計画無しに一人とか少人数で出かけるイメージ。
個人的にはこのような違いがあるように思います。
釣旅は、ガイドをお願いしたりしますが、基本的に単独…もしくは現地で仲間と合流して、現地解散。
自然相手のサーフゲームが目的で、温泉&ラーメンが楽しみのひとつ(要素)です。
実際、地元のアングラーにしてみれば、数分~数十分でサーフのポイントですから、「朝練」とか仕事帰りになんて羨ましい環境。
それが海なし県民の私だと、「真剣勝負」なんですよね毎回。
もっとも近い西湘サーフでも片道1時間ちょっと、駿河は高速使って2時間、遠州灘だと3時間~3時間30分、箱根を越えるとなると…それぞれ2時間程度は上乗せ。
最近は、釣旅が温泉旅行になっているようなそんな気もしますが…無釣果のキャスト練習&温泉ですからね。
どうにかせんといかんね…左側では相変わらず座布団、右側でも釣果はあるのに、天気は良いんですよね「晴れ男」ですから、でも海が濁っていたり、風が強かったりと、海況がね~、仲間は「普段の行いが…」というが?
年に一度、茨城県の鹿島灘(鉾田海岸)へは約3時間(遠州と変わらない距離)の熱砂ライブに出かけるのですが…それを、何を思ったか今年は宮城県のDUO感謝祭にまでエントリーしてしまった(笑)
富山の食道楽&釣り道楽のカップル(朝倉&笠井)のお誘いに…乗っかったw
一度は行ってみたいと思っているので、良い機会かなと?
仕事では仙台に毎年2~3回は行ってましたが、サーフは未経験なのでちょっとワクワク。
後は奥様とのスケジュール調整次第!
今週末は遠州灘でDUO感謝祭、今年こそ検量に持ち込みたいですね。
高木さんの「あれっ、魚は?」のせりふを聞かないように頑張らねば~(笑)