釣り』・『魚釣り』は六物(りくもつ)の竿・糸・針・おもり・うき・餌を使って、河川・湖沼・海などで魚介類などの生物を採捕(さいほ)すること。


採捕とは、自然の状態で生えている植物や自然の状態で生活している動物などを、採取したり生け捕りにしたりすること。

(出典:三省堂大辞林第三版)

買い物をした時の「お釣り」は…?


「釣り」は「釣り銭」の略で、「釣り合い」の意味からきているそうで、物々交換をしていた時代に多く取りすぎると後から超過分に相当するものを相手に返す慣わしがあったことから、お互いの損得の「釣り合い〈調和、バランス〉」を調整し、多すぎた分を返すという意味で、「お釣り」というようになったそうです。

漢字で、「金(かね)」と「勺(しゃく)」と書く「釣」の語源は?


会意兼形声文字(会意兼形声文字とは、会意文字でもあり、形声文字でもある漢字のこと)です(金+勺)。


「金属の象形とすっぽり覆うさまを表した文字と土地の神を祭る為に柱状に固めた土の象形」(「土中に含まれる金属」の意味)と「物をすくいあげたひしゃく」の象形(「すくいあげる」の意味)から、魚をつり上げる金属性の「つりばり」を意味する「釣」という漢字が成り立ちました。
(出典:漢字/漢和/語源辞典:OK辞典)

釣りの道具は毎年、進化していますよね。
竿(ロッド)に糸(ライン、リーダー)、疑似餌(ルアー)、リール…切りがないほど。
フィッシングショーには各メーカーのプロスタッフやテスターが集った釣り人(アングラー)に説明しています。


フィッシングショーに出展していないメーカーも、ホームページやSNSで製品の紹介をしたり、釣具店でトークショーを行ったり…。

SHIMANOからは、ルアー革命でしょうか、メタルジグとワームを合体させて「アーチドライブシステム」を採用したメタルドライブ(ルアー)がリリースされました。



平均飛距離が80メートルオーバー、実際に良く飛びますし、ヒラメゲーム専用といいながら、青物も釣れるルアーです…既に昨年末に遠州灘でCatchしました。
(出典:SHIMANOホームページ http://fishing.shimano.co.jp/product/lure/5356

BuddyWorks(バディワークス)から「45ヘッド」が出た時には、衝撃を受けた記憶があります。
今年は「FLAGたぬき」というルアー(ワーム)が登場、しかし、ネーミングは社長のセンスでしょうか、笑える。



そういえば今週末、釣具店で午後からイベントがあると…どこの釣具店?



(出典:バディワークスホームページ www.buddyworks.jp)

例を挙げ出すと切りがないので、お気に入りの2社だけ…紹介(笑)

話しを戻して、釣りの歴史を検索。
”釣りの起源は少なくても約4万年前の旧石器時代まで遡ることができる。
日本でも石器時代の遺跡から骨角器の釣り針が見つかる。”
(出典:wikipedia)

フランスのパリで1900年5月14日から10月28日に行われた夏季オリンピックの「パリオリンピック」では、釣りが競技種目の一つとして採用され、釣果が競われたそうで、フランスを流れるセーヌ川などが会場(競技フィールド)で、 "2日間の総重量" で競ったそうです。

今のオリンピック競技に「釣り」が加わったら…おもしろいでしょうね、対象魚が何になるかで「興味」が分かれるかも知れませんが、ショアゲームだと…世界的には「バス」なのか、それとも「シーバス」なのでしょうか?

2020年の東京オリンピックに、CIPS(国際スポーツフィッシング連盟)が「釣り(Angling)」を種目に加えるようにIOC(国際オリンピック委員会)に申請したという話しもありますが…どうなったのでしょう?

ついでに、「魚」という漢字の語源・由来を。
「魚」という漢字は、象形文字で、「さかな」の象形から「さかな」を意味する「魚」という漢字が成り立たったそうです。
「ク」が頭(顔)で「田」が胴体、「灬」が尾ひれですね。

お酒のつまみを「肴(さかな)」と呼びます、魚はこのつまみの肴から由来しているそうです。


お酒のつまみのさかなのことを昔は「酒菜(さかな)」と書き、もともと副食を「な」といい、「菜・魚・肴」の字をあて、酒のための”おかず”という意味だそうです。

魚介類を「さかな」と呼ぶのは、「肴」から転じたもので、魚介類が多く使われたため、江戸時代に入ると酒のつまみには主に「魚肉」が多く使われるようになっていき、魚肉のことを「さかな」と呼ぶようになっていったそうです。
 

最近では、「EPA(エイコサペンタエン酸)」「DHA(ドコサヘキサエン酸)」が足りないということで、TVで「サバ缶」「イワシ缶」の特集を組まれたおかげで、スーパーの棚から「売り切れ」で姿を消しているのですが…。


DHAは人の体では作れないもの、EPAは青魚に多く含まれているといいます。

DHAには、メタボリックシンドローム・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病・アレルギー性鼻炎・視力低下・認知症・うつ病・美肌効果の改善効果が確認されている。


EPAを摂取すると、褐色脂肪細胞が増えることにより、太りにくくなることが分かったそうです。

赤血球の膜を柔らかくする効果があったり、血管をやわらかくしなやかにする作用があることで、血液がスムーズに流れてくれるため、血管の老化(動脈硬化)や心筋梗塞、脳梗塞などの予防になり、更には中性脂肪値を著しく低下するといわれています。


加えて、「目の疲れ」、「目のかすみ」、「目の乾き」などに役立つそうです。

まさに、今の私には”肉”より、青魚…サプリメントで摂取するのも良いのでしょうけれど、やっぱり「サバ缶」「イワシ缶」が…酒の「肴」にもなるし、ご飯の「おかず」にもなるし「パスタに和えて」も美味しい。

「血液さらさら」「ダイエット」「眼精疲労抑制効果」…今まで食べてこなかったことを反省する毎日ですが、やっぱり「海の恵み」は大切なんですね。

肉どころじゃありません‼️

今夜も「サバ缶」と「イワシ缶」を求めて近所のスーパーへ、そして「肴」に…アルコール控えないといけないんだっけ(涙)


サーフでサバやワカシはもう少し先だよな?

やっぱり缶詰めだな(笑)