シルバーウェークの最終3連休、釣果はいかがだったでしょうか?
場所により、台風の影響もあり…でしたが、私は、釣行に行かれた方々のFacebook投稿を見ないように、スマホはほとんど手にせず、山梨で家族サービスに徹していました。
釣果の投稿を見ると…フラストレーションが溜まるばかりで(涙)

今朝は出勤する電車で投稿やブログを見ていましたが、「いいね」するの大変なほど…長旅(遠征)された方もチラホラ、イベントへの参加もチラホラ…バディワークスのイベントには行きたかったな~。

1977年(昭和52年)に釣り団体協議会と日本釣振興会が魚の幼児語である”トト”の語呂合わせで、10月10日を「ト(10)ト(10)」として「釣りの日」を制定。

”トト”というのは「魚」の幼児語、関東を中心に小さな子(幼い子)が魚を指す時に使う言葉ですが、今ではあまり(ほとんど)聞かないかもしれません。



10月10日といえば、1964年の東京オリンピック競技大会の開催日を記念して、国民の祝日に関する法律に基づき、1966年に制定された国民祝祭日の「体育の日」、「スポーツに親しみ、健康な心身を培う」ことが趣旨。
2000年(平成12年)に「体育の日」が10月の第2月曜日に変更された事もありますが、「釣りの日」はマスメディアに取り上げられたことがあるのか…ニュースで報道されたのを見た記憶がありません。

このトトを使った言葉に「かまとと」というのがあります。
かまととの意味は「良く知っていながら知らないふりをすること」、うぶ(初)らしく振る舞う女性に対して用いられることが多い…。

言語由来辞典によるとかまととの語源・由来
かまととの「かま」は「蒲鉾」、「とと」は幼児語のこと。
蒲鉾が魚から作られることを知らないふりして、「蒲鉾はトトからできているの?」とわざとらしく聞いたことから生まれた言葉である。
かまととが女性に対して多く使われる理由は、江戸末期の上方の遊郭で、うぶなふりをする遊女に対して使われ始めたことによる。

釣り人口は年々、増加傾向にあるらしいのですが…釣りも「海釣り」「川釣り」とあり、海釣りでは”船釣り”や”磯釣り”、今ではヒラメをメインに狙う”フラットフィッシング”またの呼び名を”サーフフィッシング”などがあり、釣り具や釣り方で色んな「釣り」に分かれます。

道具や疑似餌(ルアー)年々改良され、新しい形状、素材、カラーが発売され、釣り人を魅了し魚がバイト(食いつく)以前に釣人がバイトしている…永遠に続くんだろうな~(笑)

それと、店舗でのイベントもメーカーや釣具販売会社が対象魚によって分けたりして開催していますよね。
本当に釣りは流行って来ましたよね、老若男女を問わず、釣り方選ばず…YouTubeではプロボーダーの内山みえさんが突然、釣りを始めて投稿したり…初心者丸出しの所が笑えます。

そんな中、最近知った(多分、2年くらい前の横浜で開催されたジャパンフィッシングショー)、”公認釣りインストラクター(釣り指導員)”というもの。
平成4年(1992年)から水産庁の支援を得て始まったもので、年間述べ4800万人に達する釣り人に、健全なレクレーションとして、あるいはエコロジカルスポーツとしての釣りと、釣り場を取り巻く水産資源の保護、自然環境保全の知識を普及させ、釣りを技術と合わせ、釣り場での安全確保、釣り場でのマナーなどの指導を行うことを目的とした活動のための公認資格。

資格取得に関する情報は「全釣り協(一般社団法人 全日本釣り団体協議会)」のホームページでご確認ください。

 

昨今、釣り場でのマナーに関しては漁港が閉鎖されるところも増えてきているし、特定の釣法の集団が勝手に占拠した堤防、長期の車中泊をかねての不法な占有などの問題もあります。
マナーの悪さ(主に港湾・漁港・堤防)、ごみ放置(不法投棄)など、釣り人の増加に比例して増えているようにも感じます。

三浦愛さんすずきあいさんのように「漁港」の清掃活動に奮闘していらっしゃる方々やそれに参加されている方々、静岡サーフセイバー〈SSS〉(匂坂純也さん、佐々木仁司さん、有馬祐太郎さんなど)や遠州鮃組(中島久志さん、布川大さんなど)、湘南・西湘サーフの池田雄一郎さんをはじめBlueBlueの野原修さん、ブルーストームの松下悟大さんなど全国のサーフルアーアングラー(フラットフィッシュアングラー)、各地のサーファーの方々などによるビーチクリーン、清掃活動を通じて自然と釣り場に感謝する行動も増えてきましたよね。
私も、出来る限り時間の都合をつけて参加させて頂こうと思います。

釣り人の増加はとっても良いことだと思います、釣り具がそれだけ量産されて価格も下がったり、釣りに関する釣り具以外のものも…?

釣り人の増加にともない、マナーの向上やルール(禁漁期間や立入禁止場所)が守られる環境になると良いですよね。
釣りのプロ(自称も含めて)や釣り道具販売店の従業員の方々はどれくらい、”公認釣りインストラクター(釣り指導員)”を取得されているのだろう?
専門知識で釣り具を販売する、動画で釣りを広めていく方々にとって必須資格のような気もしますが…決まりではないし、推奨しているなんて話は聞いたことがない(勝手に思ってます)。
この辺は三者三様の考え方があるでしょうから…何ともいえませんが、できれば…な、気がします。

それにしても、毎週末の気象はなかなか釣り人にとって良い状況にはなりませんね。
数少ない釣行(釣旅)の計画も変更を余儀なくされ…今週末(土曜日)もよろしくないのね…(涙)

11日から12日の全行的な雨の後は北風と共に秋らしい空気が入ってくるそうな…寒くなるし、寒暖差もあるでしょうから対策は十分にしましょう。
海に反して八ヶ岳、昇仙峡、南アルプスの山々、全国的に紅葉が進んで見ごろになるでしょうね。

秋晴れの空の下、北風(日本海側では南風、東や西の横風と正面の風でなければ良い)穏やかな環境でヒラメを狙いたいですね。

ふらっと釣りに行けない、海無し県民フラットアングラーのつぶやきでした(笑)