皆さんは、釣行でガソリン代って気にしますか?
私の「釣旅」は電車やバスなどの公共交通機関を利用するのではなく、自家用車。
中には「遠征」なんて言い方をする場合人もいたり、電車利用する方も(駿河の中村さん)。
最近はガソリンが値上がりして、全国平均のレギュラーガソリンの価格は、先週(8月1日)152.1円。
神奈川145.36円、山梨150.47円…帰宅前には神奈川で給油してる。(静岡は147.51円)
今の会社に入社して管理系の仕事になった頃から気になっていること、燃料(ガソリン・軽油)に掛けられた税金。
ガソリン価格の内訳を見てみると、ガソリンを給油した時に支払う料金には、ガソリンの本体価格の他に次の税金が含まれます。
◦ガソリン税(本則税率)が、1リットルあたり28.7円
◦ガソリン税(暫定税率)が、1リットルあたり25.1円
◦石油税が、1リットルあたり2.54円
◦消費税が、(ガソリン本体価格+ガソリン税(本則税率)+ガソリン税(暫定税率)+石油税)×8%
税金の目的は道路の維持・整備を目的とした道路特定財源という事だったが、平成21年度(2009)から道路特定財源はすべて一般財源化された。
つまり、国や地方の財政において、使途が特定されていない財源となった。
「揮発油税」と合わせて「ガソリン税」といわれるものが「地方道路税」です。
地方道路税は地方自治体に譲渡され、道路に関する費用に充てられてきた。
先にも説明したように、道路特定財源の一般財源化が図られ、揮発油税等の税率の特例や租税特別措置法の規定による揮発油税および地方道路税の税率の特例並びに地方税法は、2008年3月31日限り廃止され、 同年4月1日から4月30日までは1キロリットルにつき揮発油税2万4300円、地方道路税4400円の本則税率が適用された。
しかし、その後同年5月1日から2018年3月31日まで税率の特例が延長され、1キロリットルにつき揮発油税4万8600円、地方道路税5200円の税率がそれぞれ適用されることになって今に至ります。
難しい話になったかな?
もう少し分かりやすく説明すると、ガソリンが1リットル当たり150円の場合…
本体価格82円+石油税3円+ガソリン税(暫定税率)25円+ガソリン税(本則税率29円)に消費税11円
ガソリンに掛かる税金と合わせたものに8%の消費税、これっておかしくないですか?
150円の内68円が掛かっています、ガソリン税(本則税率)とガソリン税(暫定税率)、石油税にも消費税がかかっているため、二重課税になっているといわれている。
どうして二重課税になっているかというとガソリン税と石油税は石油元売会社が納める税金で、石油元売会社がガソリンスタンドにガソリンを卸すときに、ガソリン税分を上乗せして販売しているから…。
更に2014年4月からの増税で環境税というのがガソリン代に上乗せ、結果、発揮油税・地方道路税・消費税・環境税といった多くの税金が含まれています。
日本では、自動車の所有者に対して、この自動車税の他にも自動車重量税や自動車取得税、燃料への課税(ガソリン税・軽油引取税・石油ガス税)、さらには消費税(自動車の購入時と燃料購入時への課税)、が課せられ、自賠責保険、自動車リサイクル料金も…納得がいかない。
高速道路を走れば高速料金がかかるし…決して安くはない。
転勤があるような企業では首都圏と地方で給与にも差がある、その理由は首都圏と地方の物価指数・家賃相場が理由でしょう。
でも、首都圏に住んでいれば電車やバスなどの公共交通機関が利用でき、地方と違って運行本数も1時間に数本、私鉄やJR、地下鉄と目的地を考えれば、ホームで10分と待たずに乗ることができる。
でも、地方では「一家に一台」ではなく、山梨あたりだと「一人に一台」である。
地方は家賃が安いとはいっても、車に関する費用がかかる。
忘れてはいけないのが車はガソリンだけで走っているわけではない、タイヤ・油脂類・車検・自動車保険とかかり、車は「嗜好品」ではなく、庶民の「足」であり、生活必需品なのだ。
それに、自動車産業が発達していて経済に影響するような国なのに、後押しするような対応が取れないのか…このままでは自動車産業も縮小になってしまうかも?
アベノミクスとか働き方改革とかいうけれど…こういった税金の負担が減らない限り、経済(庶民)が潤うことはないでしょう。
一部の富裕層と政治家、官僚だけが、甘汁をすする。
車の維持費やガソリン料金が下がれば、その分、衣料や飲食などの消費が進むでしょうね。
砂浜釣人はルアー、ロッド、リール、ベスト、ウェーダーを買うだろうな!
将来的には日本の自動車メーカーが2020年~2030年には生産している車をガソリンを必要としない車の生産に変えるといっているので…どうなるかな?
ガソリンスタンドも無くなり、ガソリンが枯渇する前に電気自動車に代わって…未来を見てみたい、どうなっているんだろう?
自動運転でハンドルも握らずに…行先だけ告げれば、寝ながら移動できるかも…。
そうはいっても、よっぽどの疲れがなければ、釣旅は自動車の運転も含めて楽しいのです。9連休…土曜日は行けるかな「寄り道釣行」に、台風さえ影響しなければ良いのですが。
それから、最も重要な情報!
なんと、高速道路の分散利用ということで、今週末の8月11日土・12日日は休日割が適用されず、8月9日木・10日金に割引が適用されます。
詳しくはこちら↓
http://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_release/4334.html
釣行を計画されている方は注意が必要です。
何を考えているんでしょうね、平日は仕事だよ。
なに、仕事終わってそのまま出かけろというのか?
事故が増えそうだよ、逆効果じゃないのかな…迷惑な話だよ(-_-#)
話しは変わって、平成30年(2018年)の今年は中部横断自動車道の全線開通の予定。
山梨から駿河・遠州が時間的に近くなる。(高速料金は新しく必要になる)
海無し県民にとっては大きな変化の年だ、群馬や埼玉からもアクセスしやすくなる。
ここ最近は、台風だったり、帰宅命令だったり、寝不足が原因で夏バテしたりと…うみから遠ざかってる…青物祭りなのに(/_<。)
台風情報も忘れずに確認してくださいね!