思い起こせば、次男が生まれた年の平成7年(1995年)に制定され、翌年の平成8年(1996年)から施行された国民の祝日のひとつ、「海の日(Marine Day)」…最初は7月20日だったよな。

2003年の祝日改正法(ハッピーマンデー制度)によって、7月の第3月曜日になって15年。


「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」と国民の祝日に関する法律第2条に定義されている。




「海の日」を祝日にしているのは世界の国々の中で唯一、日本だけ(凄い!)

海上自衛隊では基地や一般の港湾に停泊している自衛艦で満艦飾(まんかんしょく)を行うそうです。
満艦飾とは軍艦が祝祭日・記念日・式典等に際して祝意を表すために、艦首からマストを通して艦尾までの旗線に信号旗などの旗を連ねて掲揚して飾ること。


歴史上は万国旗を用いる場合もあったのですが、国旗同士の順序・位置が国家間の上下関係を示すと解釈されるおそれがあるため、もっぱら信号旗が使われるようになったそうです。
帆船の日本丸のような一般の船舶では満船飾(まんせんしょく)といいます。

釣業界ではどうなんでしょうね?
私の知っている限り、どの釣り具メーカーもルアーメーカーも店舗などでの製品紹介やプロによるトークショウみたいなイベントはあっても、海(サーフ)での催し物は記憶にございません。

折角なのでこの日に「全国一斉アングラーによるビーチクリーン」なんて企画はどうでしょうね?
海に関わる釣り具メーカーが参加(または協賛)して、アングラーがビニール袋片手に、まさに「海の恩恵に感謝する」ということではもってこいのイベントだと思うのですが。


やっぱり、雑誌やTVに顔を出している「プロ」が率先して動いたら…凄く変わるんでしょうね状況は…?

ルアーロストやライントラブル(ロスト)も海洋汚染でしょう、罪を償う意味合いも込めて、ルアーメーカーのDUOとか釣り具の製造企業であるSHIMANO・DAIWA・リョービなど、上州屋・フィッシング遊・イシグロ・かめや・ブンブン、それにロッドメーカー…遠州灘で開催された「EST」にはあんなに多くのメーカー・釣り具販売の企業が協賛していたことを考えたら。
釣りがメインで、ついでにビーチクリーンではなくてビーチクリーンがメインの…アングラーによるアングラーのための…という目的で。


海無し県民や渓流、湖なんかのアングラーは釣りをするリバークリーンとかレイククリーンと銘打って、トラウト・バスアングラーも参加して…凄いだろうな~?

昨今、海洋資源の減少で隣国と調整を試みたり、捕獲制限をしたりと漁業関係では動きがありますが…。

サーフで釣りをさせてもらっていることを考えると、海洋汚染の問題が一番深刻で身近な問題だと思います。


ストローの廃止で海洋のプラスティック汚染を軽減しようと世界各国で動きがあるようですが、根本的なところは、ストローのやペットボトルの「投げ捨て」が原因でしょう。


某コーヒーショップでストローを廃止して、代わりにカップのキャップを使っても、投げ捨てが無くならない限り、変わらないと思いませんか?

日本のように焼却施設が整っていて、収集機能もきちんとしているならばある程度は効果が期待できるでしょうけれど…逆に日本でストローの廃止が何の意味があるのか分かりません。


決してストローが悪いわけではないのに、投げ捨てをする人間のマナー(道徳)の問題ですよね。


震災や大雨の災害で海洋に流れ出すこともありますが…これは問題の論点が異なりますよね。
人間って本当に「気ままで自由奔放=勝手気まま」だと思います。

どうにもならなくなってから「ああしよう」「こうしよう」と…最悪なのは身近でなければ何とも思わないところ。


ん〜自分自身に当てはまるな(ノ_<。)


「外国の問題でしょ」ではなくて「地球」の問題なんですけど、対応・対処は出来ても予防ができない、分かっちゃいるのにね。

今週末は帰宅命令が出ていないので、久しぶりにサーフで楽しませてもらって、日曜日にはゆうちゃんこと池田雄一郎さんが主宰するビーチクリーンに参加しようと計画しています。

何の力もないし、何もできないから少しだけ…偽善行為って言われるかな?


偽善者と呼ばれても、何もしないよりはましだよね…うん、そう思い込もう(^_^ゞ