いつもの通勤電車の中で、スマホを片手に
「明日の気象はどうかな。」
帰宅する山梨の気象予報ではなく、駿河の気象予報を調べる。

朝の目覚ましテレビで、「今週末は天気が良く、週明けから雨になり、梅雨入りするかも」といっていたのが頭から離れない。

今週末も山梨に帰宅命令が出されている。
「明日は狙い目か」と潮汐を調べてみる。

夜明けから満潮まで2時間…時間的に10時には納竿して山梨に向かわないといけないんだな。

そんなことを考えながら、新宿駅で乗り換え。
13番線のエスカレーターを上がり、ホームに立つと陽射しが眩しい。

総武線各駅停車に乗り込む。
「やった、座れる」
なんか気分は良い、また、スマホで検索できるからだ。

道のりは、時間はと気になり、検索。

小田原厚木道路から箱根を越えて、国道1号線を走り…
「片道155㎞の深夜ドライブか」と思いながら、「厚木ICから静岡ICまで、東名高速をフルに使うてもあるな」と考えてみる。

なにかと出費が重なり、厳しい家計だからなるべくコスパな釣旅にせざるを得ない状況だ。

車の税金2台分、病院の医療費、冷蔵庫の買い換え(壊れたので仕方がない)、アクティブカメラとパッド代金とかなりの出費。
それに、今月は鹿島で熱砂ライブ。

「はぁ〜」ため息が漏れる。

でも、状況的には良いし、釣旅でブログあげられないからな…

そんなことを考えながら、電車は亀戸駅に到着。
行きつけの『まいばすけっと』で、ポカリスエットと野菜ジュースを購入。
通勤の日課になりつつある。

昼休み、山梨への帰路を検索。

移動だけで5時間の寄り道釣行。
「あっ、しまった」
頭に浮かぶのは、ラインブレイクした記憶。
感謝祭の前日に爆風の中、風にあおられたラインをきちんとスプールに納められず…
絡まりを外そうとして…切れたまま。

「ライン巻かないと」、TP4000XG SWはそのまま使えるけど、やっぱりTP4000XG使いたいしな。
ラインも巻代え様にピットブルかってある。

「どうしようかな?」
スマホにメッセージが、家出がライフワークの人から。
ほぼ同時にラインメッセージは富山のトラッカーから。

トラッカーは仕事絡みで午後の入砂、残念。
鹿島の熱砂ライブでご一緒にとメッセージを返した。

家出の人には、集合場所とだいたいの時間をメッセージして…。

「フフフ、タイミングが良すぎる」
「でも、これで寄り道は確定だな、追い込まないと、仮眠とかいいながら、寝てしまうよな」

定時に会社を出たとして、電車の運行に支障がなければ、社宅には19時30分に着く。

社宅を午前0時30分に出れば、駐車場に停められるかな。
遅れればそれだけ駐車場には停められなくなる。

「じゃ、いつ寝るの?」
自問自答する(笑)
21時までに寝たら3時間は…それとも現地で仮眠?

だいたい、寄り道の時は寝られずに…。

「明日はきっといい日になる」そう信じて、準備しよう。