寒い日が続きますね。

みなさんは「ヒートショック」というのをご存知ですか?


私は昨年の4月に心筋梗塞で救急病院へ運ばれ、初期の対処が良かったことから一命は取り留めたものの以前とは全く、比べ物にならない自分の体に苦労しています。


幼少期にレントゲンに移る心臓が同じ年頃の人とは少し大きいといわれて、父親のお迎えで病院へ検査に通ったことを思い出します。

小学校に上がる頃に結果が出て、心臓には問題はなくむしろ、少し大きいことで血流量が多く、疲れにくかったり、疲れの回復が早いというメリットをもった強靭な心臓といわれていました。

高校生時代はラグビー部で毎日、陸上部より長い距離を走ってましたね。


卒業後は渓流のフライフィッシングに登山や山菜・キノコ採取にスキー、水泳と身体を使った趣味やスポーツは続けていましたが、2回目の成人式を迎える辺りから、運動は減り仕事の内容も現場から事務系へと変わり…食欲、飲酒量は変わらず、変わったのは体系…w


それでも、少しは気にしたのかちょっとは努力してみたり…。

3年前にサーフのヒラメ釣りを始めた頃はフローティングベストに入るだけのルアーを詰め込んだボックスを3つほど、その他の小物も入れてウェーダーを履いてサーフをウロウロ、この頃はほぼ毎週サーフへ通い、寄り道釣行をしたり、遠州サーフまで睡眠時間を削ってまで通っていたのです。


最近は奥様がご両親の介護で大変なのでできる限り、山梨へ帰宅して…結果、釣りはちょっと控え気味。

転勤で相模原市から墨田区へ片道2時間、今までは車通勤で時間にしてラッシュでも45分程度という気楽な通勤でしたが、満員電車に揺られてドアtoドアで実測2時間の通勤、これを6ヵ月…ストレスに耐えきれず心筋梗塞を発症でした。


勤務先の変更から体調は変化、今まで特に問題がなかった項目が検査で見つかるようになり…あ、γ-GTP値は以前から高い傾向でした(笑)


そんなこんなで最近はとても気を付けていることがあります。

痩せるのは必須の課題ですが、突っ込まないでくださいね。


それがこの時期にもっとも注意が必要な『ヒートショック』、急激な温度の変化により血圧の乱高下や脈拍の変動が起こることです。



冬場の入浴時や冷暖房の効いた部屋から外へ出た時などに起こりやすく、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などの深刻な疾患につながる危険性があるとされています。


高血圧や動脈硬化の傾向がある人が影響を受けやすく、特に高齢者は注意が必要とされ、日本では年間1万人以上がヒートショックが原因で死亡しているそうです。

交通事故よりも深刻な問題で、室内における高齢者の死因の4分の1を占めるともいわれています。


ヒートショック対策のポイントは次のことがあげられます。

【脱衣室・浴室でのポイント】

・浴室暖房や脱衣室暖房、小型のヒーターなどで入浴前にあらかじめ暖める。

・浴室暖房乾燥機をお持ちのお宅は、浴室の扉を開けて浴室暖房をかければ脱衣室も暖まります。

・専用の暖房がない場合は、高い位置に固定したシャワーで浴槽にお湯をためると浴室全体が暖まります。

・温風タイプの浴室暖房は水にぬれた体にあたると寒く感じるため、入浴時には「弱」にする。もしくは、体に直接当たらない方向へ風向変えるとよいそうです。


【湯温のポイント】

・給湯温度を41℃以下に設定。 

・湯温が設定できない場合は温度計で測るなどの工夫が必要です。


【その他のポイント】

・気温が下がる深夜や早朝の入浴は避ける。

・浴槽に入る前に手足など体の末端からかけ湯をしてお湯に体を慣らす。

・浴槽から急に立ち上がらない。

・浴槽から出るときは、手すりや浴槽のへりを使ってゆっくり立ち上がるようにする。

・家族と一緒に住んでいる場合は、家族にひと声かけてから入浴する。


とにかく、温かい部屋から寒いトイレだったり、寒い脱衣場から温かい湯船だったりと「急」が付くような温度変化には最新の注意を払っています。


温泉が大好きな私は必ず「掛け湯」をして体を洗ってから入浴します。

最近は脱衣場にも暖房が利いていて慌てて浴室に飛び込むこともなくなりました。


更に最近では、日本気象協会と東京ガスが共同開発した「ヒートショック予報」を天気予報専門メディア「tenki.jp」で提供しているそうです。


PCやスマホのアプリなどで簡単に検索できるので、覗いてみてはいかがですか?


私のように心筋梗塞など発症してからでは遅いですよ。

年齢を重ねるとともに無理ができない、効かない体になっているのですから…


それにね、心筋梗塞でカテーテル手術してもそれで終わりではないんですよ。


実際には定期で検査してステントを入れた心臓の血管が再狭窄していないかチェックしたり、血管を柔らかくする薬や血液をサラサラにする薬は生涯、飲み続けなければいけません。


前回の狭心症対策として入れたステント、血管が細く、堅いせいで思った様に広がっていないようで、再手術しなければなりません。

費用も安くはありません、2泊3日程度で済むといわれていますが、それは順調にいった場合で問題があれば、手術方式も変わり危険がともなうリスクを抱えることにもなります。


少しづつ人造人間化されていくような…

でも、大好きなヒラメ釣りを続けるためには必要なこと…。


残りの人生は短いような気もしますが、座布団への執着を引きずりながらサーフを楽しみたいと思っています。


ということで、私のようにならないために普段からお体を気遣ってくださいね。

身体と人には優しく、お酒は楽しく美味しく、無駄な殺生をしない楽しい釣りをすることを目標にね!


2月は…遠州サーフに大東温泉…寒鮃は3月までかな…静岡サーに大江戸温泉とゲストに厳しい…西湘サーフにも行かなきゃ…あ、独りごとw