通勤電車(京王相模原線)の社内に「お客様が混雑してきたため、送風を使用させて頂きます」とアナウンスが流れる。
「この先、混雑や車両の状況により冷房を使用することもございます、冷たい空気が出ることになります…」と。
社宅から歩いて駅へ向かう際に、吐く息は白く寒さを感じてはいたのだが。
確かに昨日に比べれば寒気が抜けたせいなのか、身体を震わせるほどの寒さではなかった。
気のせいか、新宿駅構内、ホームに人が多いような気がする…
13番線で総武線千葉行きの電車を待ちながら、ふとスマホを手にする。
カレンダーをあけて20日の日付の予定表には「ジャパンフィッシングショー」と入力してあり、17日・18日には「カテーテル」と入力してある…
スケジュールを確認しながら、スマホを閉じてコートのポケットへ忍ばせる。
明日から入院してカテーテルを施して血管や血流、ステント(金属でできた網目の筒状で管腔内部から広げる医療機器)の留置後の状態を調べる手術。
ステントとは心臓の血管である冠動脈に入れて治療を行う部位に設置して狭くなった冠動脈を広げる治療を行うときに使用する、金属状の筒。
ステント治療(ステント留置療法)で広げた部分の再狭窄(さいきょうさく:再び狭くなること)は少ないのですが全く無いというわけではないので検査。
1泊2日の予定で入院、術後、血液の流出(ステントを入れた所の血)が止まれば帰宅。
前回のステント治療で1時間の予定が冠動脈が狭く血管を削ってのステントだったので5時間を超える手術、それにともなって、3日ほど予定より多く入院…
昨年11月に予定を決めていた入院、不測の事態があってはと19日金曜日も計画休暇を取得。
昨年の4月14日金曜日に救急搬送されて9か月あまり、今回のカテーテルは順調に、結果は問題なく…直ぐにサーフへ行けると信じて…。
フィッシングショーへ足を運ぶことをためらう理由がもう一つ。
実は「人だかり」いわゆる「人混み」が苦手、術後の体であればかなりの負担になる。
満員電車やコンサートなどといった大勢の人のいる所が大嫌いでとっても苦手。
一人が好きな性格…家族以外は知らない事実、「人見知り」。
それに仕事でいろいろあり、「人間不信」なところも…釣り仲間は全く気にしないで平気なのですが…。
今回、DUOの出展はなく、今後も…?(寂しいな)
情報社会である現在、スマホやPCがあれば概ね情報収集ということに不足を感じることはないし、Facebookの友達にお会いするならサーフへ足を運んだ方が…それとも夜の街へか?
術後、問題がなければ…初物を求めてサーフに繰り出すか、釣り具の手入れか魔界巡り、またはのんびり温泉にでも浸かって…そんな過ごし方も良いかな。