最近はNEWSでも聞かなくなったと思うのですが…


1月15には小正月(こしょうがつ)、正月15日の行事で、元日を大正月というのに対して呼んだ名で14日から16日までの3日間、または、14日の日没から15日の日没までであったり、望(満月)の日であったり、元日から15日までの15日間ともされ、地方によって少し異なります。


小正月は、松の内( もともとは元日から1月15日までの期間を指すが、近年は七草がゆを食べる1月7日くらいまでを指すこともある)に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で「女正月」とも呼ばれています。


小正月には邪気を払い一年の健康を願って小豆粥(あずきがゆ)を食べる風習があり、「望の日」なので、望粥(もちがゆ)とも呼ばれ、その色から桜粥(さくらがゆ)ともいうこともあります。


また、雪深い東北地方や北陸地方では、1月7日の七草粥のかわりとして小豆粥を食べる地域もあるそうです。

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1月15日は二十四節気の小寒の末候にあたり、1月15日~1月19日ごろに相当する。


季節は晩冬、「雉始雊」は、それ自体としては「雄の雉(キジ)が鳴き始める」などといった意味があります。


キジ(雉子、雉)は、キジ目キジ科キジ属に分類される鳥類で日本の国鳥です。


狩猟鳥となっていて、キジ肉は食用とされ、昔から狩猟のターゲットとしても知られています。


オスは翼と尾羽を除く体色が全体的に美しい緑色をしており、頭部の羽毛は青緑色で、目の周りに赤い肉腫があるのが特徴。


メスは全体的に茶褐色で、ヤマドリのメスに似ているが、白っぽい色をしており、尾羽は長い。


日本のキジは毎年、愛鳥週間や狩猟期間前などの時期に大量に放鳥され、鳥獣保護法により狩猟鳥獣に指定されています。


キジといえば桃太郎の鬼退治にお供していますよね。


なぜ桃太郎のお供は犬・キジ・猿だったのでしょう? 


実は儒教的解釈で、サルは智、キジは勇、イヌは仁を表すともされていて、桃太郎はこの3匹のお供を連れて家に帰ることで、 智(智恵)・勇(勇気)・仁(人徳・忠誠心)というかけがえのない宝も手に入れたとされています。


桃太郎は全国に伝わる話が数多くあります、勿論、我が故郷の山梨にも伝説が存在します、というか発祥の地といわれています。


山梨県大月市には「岩殿山(九鬼山という説もある)に住む鬼が里山の住民を苦しめていた」「百蔵山には桃の木が生い茂り、そこから川に落ちた桃をおばあさんが拾い持ち帰った」「上野原市の犬目で犬、鳥沢でキジ、猿橋でサルを拾った」等のいわゆる「大月桃太郎伝説」が存在します。


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大月桃太郎伝説


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1月15日ってちょっと楽しいでしょう(#^.^#)


もう一つ、2000年(平成12年)以前は、「成人の日」でしたね。


成人の日は、国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条によれば「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨としているのです。


例年、「大荒れ」な都市や今年のように成人式当日に逃げて折角の楽しみを台無しにした「はれのひ」…悲しすぎます。


時代とともに忘れられそうだったり、催すことの意味をなさないようなことにならないよう、大切な日本の季節の行事や催しが尽きることなく続くことを祈ります。