今日の話しは暇つぶしにどうぞ♪ 

先に断っておきますが、釣りの話しじゃありません、潮の話しでもなく「塩」の話しです。  


今川氏真(いまがわうじざね:今川氏12代当主)の妹である嶺松院(れいしょういん:実名は不明)は武田信玄の嫡男(ちゃくなん:嫡出の〈最初の〉男子)武田義信(たけだよしのぶ)に嫁ぎ、この婚姻により甲駿同盟が成立。


 永禄10年(1567年)10月19日に義信が死去、嶺松院も駿府へ送還され甲駿関係は険悪化。


さらに武田家では信玄四男の諏訪勝頼(武田勝頼)が世子となり、勝頼の室に織田信長の養女を迎え関係を持つようになるなど、次第に今川との敵対的姿勢を見せるようになります。

結果、信玄は同盟していた駿河の今川氏真に塩の供給を止められてしまいます。


甲斐といえば内陸の国で海がないため塩が採れず、塩はすべて駿河湾で採れたものを今川氏を通して買っていました。


これを知った信玄の長年のライバルである上杉謙信は今川氏真の行いを卑怯とし、甲斐に越後で採れた塩を送りました。


1569年1月11日に武田信玄の領地である松本藩領(現在の松本市)に到着したことから、このことを記念して、「塩の日」が制定されました。

1月11日を記念して、長野県松本市では、毎年お祭りが開かれ、「塩取り合戦」と呼ばれる綱引きも行われるそうです。


「敵に塩を送る」とは、「争っている相手が苦しんでいるときに、争いの本質ではない分野においては援助を与えること」のたとえという故事の由来でもあります。


ですが…これは美談として盛られた話で肝心なところが抜けています(ノ_<。)


塩を送ったというよりは「供給した」の誤りで、越後の塩商人が甲斐で塩を売って儲けまくったということなのです💦💦💦


甲斐の領民は適正な価格で塩を購入できたことになりましたが、謙信はただで塩をあげたわけではないのです。


塩といえば最近は塩分を控えることがマスコミや雑誌で取り上げられていますよね。


一日の食塩摂取量の目標値を知っていますか?


健康な成人の場合の一日の食塩摂取量は、男性で8.0g未満、女性で7.0g未満とされています。

更に高血圧の治療を要する人は6g以下、腎臓疾患者の場合は3~6g以内です。


世界保健機関(WHO)では食塩の摂取量を1日5 g(小さじ1杯)としています。


私も塩分摂取には非常に気を付けてます…「三途の川」で釣りしてきたくらいですからね🎣

あっ、ホゲて帰ってきましたけど…なにか?


ちなみに食品表示で表示されているナトリウムと食塩の違いはご存知でしょうか?


ナトリウムは食塩に含まれる成分の一部でナトリウム量=塩分量ではありません⁉️


ナトリウム量を食塩相当量に置き換える計算式があるのご存知ですか。


ナトリウム量(mg)×2.54÷1000=食塩相当量(g)


例えば、ナトリウムが500mgと表記されているものは、上の計算式で計算すると食塩相当量が1.27gとなります。 


私はスマホ📱の電卓機能で計算しています、時々怪しまれることもありますが…(T_T)


2015年4月1日から加工食品の食塩相当量の表記が消費者庁より義務付けられ、食品の外装やパッケージに表記されています。


血圧が高めという人、お買いものされる時、ちょっと気にしてみませんか?


お楽しみ頂けましたか、ちょっとした「うんちく」、酒の席等でネタに😆👍➰

これは、塩ラーメン🍜