12月を師走(しわす)といいますね、魚編に師走の師と書いて鰤(ブリ)です。
それと20日は「ぶ(2)り(輪=0)」の語呂合わせ、なので12月20日が「鰤の日」というわけです。
ブリの語源には諸説あって、あぶらの多い魚なので「アブラ」の「ブラ」が転じたという説、古くは火にあぶって食べたので「あぶり」が略されて「ぶり」になったという説があります。
成魚は最大で全長150cm・体重40kgの記録があるそうですが、通常は全長1m・体重8kg程度までといわれています。
記憶に新しい遠州での釣果は90㎝オーバーで8㎏を越えるものでした。

関東と関西ではちょっと呼び名が違う出世魚!
関東 ワカシ(35cm以下)→イナダ(35-60cm)→ワラサ(60-80cm)→ブリ(80cm以上)
関西 ワカナ(兵庫県瀬戸内海側)→ツバス、ヤズ(40cm以下)→ハマチ(40-60cm)→メジロ(60-80cm)→ブリ(80cm以上)
関東・関西とも稚魚は「モジャコ」、80㎝を越えると「ブリ」と呼ばれるらしいです。
旬は産卵期前で脂が乗る冬とされており、日本ではこの時期のブリを特に「寒ブリ」と呼びます。 寒ブリは同属種のカンパチやヒラマサよりも脂肪が多く、独特の風味がありとっても美味しい魚です。
料理法は幅広く、刺身、カルパッチョ、たたき、寿司、ブリシャブ(しゃぶしゃぶ)、味噌漬け、焼き魚(照り焼き、塩焼き)、煮魚(ぶり大根)等で食べられる。
刺身も良いのですが、特に鍋でしゃぶしゃぶして、大根おろしと生姜を入れたポン酢で頂く…これが絶品です。
もっとも、海なし県民(山梨県)ではブリよりマグロが圧倒的にポピュラーでしたから、口にすることもあまりありませんでした。
でも、サーフを初めて静岡サーフへ行くようになり、この時期にはコノシロを追って入ってくる青物、ブルーランナーとしてルアー釣りのメイン対象魚!
遠州でも遠浅サーフにもかかわらずイワシやコノシロを追って沿岸に近づいてくる。
近年、この時期は寒鮃を狙いながらナブラが湧いたら…と準備している状況です。
それまではイナダサイズ、頑張ってイナワラ(ワラサにちょっと足りないような感じのサイズ)でしたが、今期はなんか違うような…
先週もラインブレイクで惜しくも…(ノ_<。)
確実に掛けることができている状況なので…魚運があるのかも?
そう考えると、帰宅命令が出ていても朝だけなら、「寄り道釣行」で結果が出れば…奥様も許してくれるかな~?
天気予報とにらめっこしながら、もう一度ぶりしゃぶを堪能すべく計画を立て…
あ~サーフに行きた~い(*≧∀≦*)