冬至と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか? 一般的には冬至といえば「かぼちゃ」と「柚子湯」ですよね。  


冬至(おおよそ12月の21日ごろですが毎年変動します)は、北半球において太陽の位置が1年で最も低くなる日で、日照時間が最も短くなります(要するに日照時間が最短の日)。


冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼び込められるといわれ、にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなんといった「ん」のつくものを運盛りといって、縁起を担いでいたといわれています。


かぼちゃはご存知の方もいらっしゃると思いますが、南(みなみ)に瓜(うり)と書いてかぼちゃと読みます。(南瓜:なんきん:中国語) 西に瓜は西瓜(すいか)ですからね、お間違えの無いように…(笑)


山梨県民の私にとっては、かぼちゃと聞くと甲州名物「かぼちゃほうとう」が頭に浮かびます。


山梨県以外に静岡県、埼玉県、群馬県、長野県で「ほうとう」が食されていて、養蚕がさかんだった地域とかさなるといわれていますが、山梨県以外が醤油味です。

生地は木製のこね鉢で水分を加えた小麦粉を素手で練ってつくります。


出来上がった生地はのし棒を使って伸ばし、折り重ねて包丁で幅広に切り刻む。


うどんとの違いは、生地にはグルテンの生成による麺のコシが求められないということで、コシがないんです。


また、塩を練り込まないので麺を湯掻いて塩分を抜く必要が無く、生麺の状態から煮込んで味をつけられます。


出汁は煮干し、汁は味噌仕立て、麺を煮込むことでとろみがつきます。

冬はさといも、にんじん、はくさい、かぼちゃ、夏はねぎ、たまねぎ、じゃがいもその他にしいたけ、しめじなどのキノコ類を入れたり、豚肉や鶏肉を入れることもあります。


特に美味しいのがかぼちゃを煮崩して溶かしたものが美味しいとされています、個人的には煮崩さないで形がある方が好きですけどね。


詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。 (下の画像をポチっとしてね)

ちょうど、今週は土曜日で帰宅命令が出ているので、久しぶりに夕食はかぼちゃを入れた「ほうとう」を作ろうかな。


えっ?

麺ですか、スーパーで買いますよ、実家で麺を打ってなんて時間はありませんからね(笑)


皆さんも簡単に作れますから、お試しくださいね。