
世界水の日(せかいみずのひ)〈地球と水を考える日(World Day for Water)〉は、1992年のブラジルのリオデジャネイロで開催された地球サミット(環境と開発に関する国際連合会議)のアジェンダ21で提案され、1993年(平成5年)、国際連合総会で3月22日を「世界水の日」(World Day for Water、もしくはWorld Water Day)とするとの決議によって定められました。
国連は加盟国に対して、この日に各国で活動を企画するよう薦めており、水や水資源の持続可能な開発に関連する取り組みを行う国連機関も様々な企画を催しています、また国連加盟国以外にも、数々のNGOが水に関連した活動を催しています。(参考:国土交通省)
2010年には、ミレニアム開発目標のうち「安全な飲料水の利用」の目標が達成され、同年、国連総会は「安全な水と基礎的なトイレを利用する権利」を人権と決議しています。
unicefのホームページから
ユニセフは「世界水の日」にあたり、今なお、世界では7億6,800万人以上が安全な水を利用できず、その大半が貧困層であることを改めて訴えます。
安全な水を利用できない貧しい人たちの多くは、人里離れた地域や都市のスラムで生活しており、不衛生な水の利用で毎年数十万人もの子どもたちが病気になり、命を落としています。
安全な飲料水や基礎的な衛生施設(トイレ)、手洗いなどの衛生習慣の欠如により、ユニセフは5歳未満の子ども1,400人が毎日下痢によって死亡していると推計しています。
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『水の日』は国土庁(現在の国土交通省)が1977年(昭和52年)5月31日の閣議了解により水の週間と合わせて定められた。
1年を通して8月が一番水を使う量が多い(年間を通じて水の使用量が多い)月であることから、その月の最初に節水を呼びかける為にこの日を記念日として「地球と水を考える日」としています。
水の日(みずのひ)とは、水資源の有限性、水の貴重さ及び水資源開発の重要性について国民の関心を高め、理解を深めるための日本の記念日です。
日本では水道の蛇口をひねるだけで清潔で綺麗な「水」が使える、当たり前のようですが、とっても重要なこと…人間の体はほとんどが水でできていますからね。
性別や年齢で差はありますが、胎児では体重の約90パーセント、新生児では約75パーセント、子どもでは約70パーセント、成人では約60~65パーセント、老人では50~55パーセントを水が占めているのです。
人間にとって、生物にとって「水」は欠かせない大切なものなのです。