5月最終休日の土日、北上するほどにヒラメの釣果は数・型が良かったようですね。

西湘サーフもマゴチやサバが好調だったようです。

日曜日は地元の自治会でごみゼロの清掃活動に朝の6時から参加したのおさむです。


2016年も早いもので…残すところ1日

5月30日は530=5(ご)3(み)0(ゼロ)の語呂合わせで「ごみゼロの日」

日本が高度経済成長を迎えた昭和40年代、生活も段々と豊かになり、自動車が普及し家族で郊外へドライブに

出かけるなどレジャーも盛んに。

愛知県豊橋市にある石巻山や葦毛湿原などがある東部丘陵地帯に、豊橋山岳会と豊橋自然歩道推進協議会

とが中心となって自然歩道が整備され多くの人が訪れた、しかし、観光客が帰った後には大量のごみが残され、山

はごみであふれるようになった。


この現実を放置できないとして、豊橋山岳会会長の夏目久男さん(平成11年4月5日死去)が山岳登山の経

験から「自分のごみは自分で持ち帰るのは登山者のモラルであり、社会全般にも摘要される」として、郊外に限らず

市内の至るところにみられる散乱ごみの実情を全市的にとらえ、社会道徳の高揚と住みよい美しいまちづくりをめざ

し、「自分のゴミは自分で持ちかえりましょう」を合言葉に530運動の推進を提唱。


豊橋市が夏目さんの熱心な訴えを受け止め、市制施行以来の全市的な一大市民運動とすべく各団体に対し参

加の要請や清掃活動の実施を呼びかけ、昭和50年7月16日、市内43団体からなる官民一体の530運動推

進連絡会が設立、豊橋自然歩道推進協議会会長の野澤東三郎さん(平成元年5月22日死去)を会長とし

、また自らも副会長として運動を展開された。


ごみ持ち帰り運動は尾瀬で、山岳地帯の尾瀬が登山者の捨てるごみで、自然破壊されるのを危惧した関係各機

関(環境省、群馬県、片品村、財団法人尾瀬保護財団、東京電力株式会社など多数)によって、1972年

(昭和47年)から始まり、以後全国に広まりました。


また、来月の6月5日は世界環境デー(World Environment Day)は6月5日を環境保全に対する関心を

高め啓発活動を図る日として制定された、国連による国際的な記念日…


日本でも、環境基本法(平成5年11月19日法律第91号)により「事業者及び国民の間に広く環境の保全に

ついての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高める」という目的のもと6

月5日を環境の日と定めている(環境基本法第10条)

6月の一カ月間は、環境月間として、毎年、環境省や地方自治体、企業などによって環境セミナーや展示会など

が各地で開かれています。


サーフの釣り人にとっては環境活動といえば「ビーチクリーン(Beach Clean)」、同じくサーフを愛するサーファー

の方々も活動しています。


私の身近なところでは…もちろんこの方

”ゆうちゃん”こと池田雄一郎さん(アングラーズリパブリック、SUNLINE、公益財団法人かながわ海岸美化財団

)、2016年に「ゴミ拾い・環境イベントポータルサイト Blue Ship」に神奈川FCとして登録して活動しています。


Blue Shipの詳しくはこちらから↓

1道2府43県のなかでも栃木県、群馬県、埼玉県、山梨県、長野県、岐阜県、滋賀県、奈良県の8県が海に

面していないので「内陸県」とか「海なし県」と呼ばれています、そんな山梨県生まれ山梨県育ちの私ですが、釣友

のN氏やゆうちゃんとの出会いで西湘サーフに通い、昨年8月からゆうちゃんの主催する「ビーチクリーン」に参加して

います。


ビーチクリーンでは海岸漂着物と呼ばれるごみが非常に多いです。

関連の情報はこちらから↓

海岸漂着物処理推進法

(美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等

の推進に関する法律)


きちんと法律もあり、施行されています。


環境省も調査・報告していますね。

平成26年度漁具(浮子)漂着状況



海を生活の糧にしている方々の漁具も問題になっています。


平成26年度医療系廃棄物漂着状況




医療廃棄物まで…恐ろしい実態です。


法人も…

一般社団法人JEAN

ホームページ



海ごみの問題点(拾うだけでは解決しない)

海岸漂着物は河川から流れ出たものが海岸に打ち上げられたり、近隣諸国から流れ着いたり、漁に使われた漁

具であったり…3.11で流出したものがカナダやアメリカ西海岸へと、海流にのって戻ってきたり…様々。


昨今、世界的に問題になっているのが「プラスチックごみ」、自然界には存在しない物質で分解もされない。

同様にタバコ(フィルター部分)も科学物質で海岸のごみの約13%も占めているという報告があります。


海岸に打ち上げられたクジラの胃の中にプラスチック片が大量にあったり、魚類の胃に消化できず残っていたり、時に

は漁具や釣り糸などが海亀や海鳥の体に絡まりついたりと生態系を破壊する恐れがあるとして問題になっています。


釣り具メーカーが主催するイベント(実釣会や感謝祭、釣り大会など)ではほとんど、ビーチクリーンが実施されて

います。

その反面、サーフや堤防で釣り具の包装や使い捨てられた仕掛けなど、これも問題になり釣りが禁止される漁港や

堤防も増えています。

当然、海だけではなく湖や池なども釣り人のマナーが悪いとして禁止に…ほとんどがごみ問題。


以前の私も決して自慢できるようなマナーや道徳のある釣り人ではなかったと思います。

一応のマナーは守ってきた積りですが、落ちているごみを「見て見ぬふり」をして放置したままであったり…

仕掛けなどの包装を風で飛ばしたままであったり…反省する点は多々あります。


今の活動参加はそんなことへの罪滅ぼしでもあります。


海や河川にとどまらず、この問題は山でも…一番、身近なところでは富士山。

世界遺産に登録されないのは「ごみ問題」なんです。

ボランティア活動の浸透や登山者の理解、企業や地域の行政が参加して5合目より上は大分綺麗になったようですが、裾野にはいまだに不法投棄があったり、生活ごみが散乱していたりと…日本の象徴、そのままなのでしょうか?


ペットボトルを使用する飲料メーカーなども環境対策として資源の再利用(3R)や容器の改善などでCo2の削減に取り組んでいるようですが、ビーチクリーンを行っているのはネット検索すればわかりますが、「日本コカ・コーラ株式会社(横浜)」くらいです。


プラスチック容器を使用する化学メーカー(例えば洗剤やシャンプーなどの容器を使用する製造メーカー)などは検索結果に出てきません、協同で設立した容器の製造会社は検索次第で出てはきますが…


大手といわれるメーカーでビーチクリーンをやっているのは自動車メーカーのHONDAとJTくらいでしょうか?


製造する側にすべて責任があるわけではありません、もちろん消費者である我々にも責任はあります。

適正に処理(処分)する、ポイ捨てしない、できる限りリサイクルをする等。


もっともっと、今の状況(現状)を広く知らせて日本の国民全員で考える時ではないでしょうか?

釣り番組も多様化し専用チャンネルも作られたこの時代、どこの番組でも釣果や釣法の内容で放送されますが、「このサーフ(堤防・漁港なども含み)でこんなクリーン活動しました」、参加者は釣りガールの○○さん、プロアングラーの○○さん、○○メーカーのテスター○○さんとなんて、番組を発信することはないのでしょうか?


釣り具も釣り場がなければ売れなくなります、使いたくても使える場所がなければ…


5月最終週の今日、こんなことを考えました…

もう、齢50歳を迎えます、後何回釣行できるだろう?

1シーズン(1年)が過ぎるのがとっても早い…できる限りサーフで鮃を追いかけて、西湘の尊敬する菅原さんのように上手くなりたい、続けたいという思いから…週末、しかも海無県民ですから釣行回数は非常に少ないんです。


○歳をとって体力が落ちたから遊べなくなったでは無く、遊ばないから体力が落ちて歳をとる

○仕事の息抜きに遊ぶのでなく、真剣に遊ぶために仕事をする

○残された時間をどう過ごすか考える時間があるなら、やり残したことをやり遂げるために時間を使う

これが私のモットーですから、5月は本当に”記憶”に残る1ヶ月でした。


いい話だったかな~デヘッ!

長いよ~( ̄ヘ ̄メ)


ん? え? なに?


明日は(31日)は世界禁煙Dayとな…6月は記憶どころか考える月になりそうな…


昨日、「奥様にタバコはいつ辞めるの?」って聞かれて、先に息子に「今でしょ!」といわれた~ (#_#)!


ハイ、来月のお題は「禁煙」になりそうです…


via おさむの釣り物語
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