2016年も既に5月に突入して2週目…時間の流れは早いですね。
季節は立夏、時候の「蚯蚓出(みみずいずる)」時です。
5月は皐月(さつき)です、皐月の異称は梅月(うめづき)・菖蒲月(あやめづき)・五色月(いついろづき)・稲苗月(いななえづき)・鶉月(うずらづき)・雨月(うげつ)梅色月(うめいろづき)など60余りがあります。
季節や風情を見事に表現する、四季に富んだ日本、素晴らしいのです。
昨今は開発やレジャー施設、ダムなど人工的な物が増え自然は自然でなくなっています、山も海も河川も…
なくなってから気が付く…手遅れ…高い賠償…悲しくなります。
GWもBBQが河川や海岸などで行われて…なぜでしょうか、人の立ち去った後には大量のごみだけが残り…
先日の「公益財団法人かながわ海岸美化財団」のFaceBook投稿には驚きました。
URL: ja-jp.facebook.com

しかし、もっと驚いたのは「公益財団法人かながわ海岸美化財団」のホームページにある”海岸ごみについて”です。
URL: www.bikazaidan.or.jp

一部、抜粋して…
「海岸ごみ」=「海水浴客のごみ」ではない
多くの人が「海岸のごみ」というと来遊客が残していったものを思われるかもしれません。しかし、実はそれは海岸ごみの約3割にすぎません。
「海岸のごみ」=「海に遊びに来た人が残していったもの」という図式は分かりやすいですし、なんとなく納得しやすいからもしれません。また、一部のマナーの悪い人間の行為の結果としたほうが安心するのかもしれません。確かに夏場の来遊客のごみもすごいです。しかし、それが全てではないのです。
海岸ごみは、約7割は川からやってきます。
「水の流れ」が山や川や街にあるごみを全て集めて、海岸まで運んでくるのです。始めは、ちょっとしたポイ捨てにすぎないものが集まれば、うんざりするくらい大量なものになります。そしてそれは繰り返されていきます。
(引用:公益財団法人かながわ海岸美化財団のホームページより)
親父に連れられて、渓流釣りで釣りデビューしていらい、四十余年…
渓流に行って、釣りを楽しみ昼食の時に弁当やおやつの包みをそのまま放置していたら、「風が吹いて、飛ばされて川に流されたら川が汚れる、それがもっと流れれば海に流れる、上流のにいればいるほど、釣りを好きなら好きなほど汚したらダメだ」といって諭してくれた親父のはなし。
煙草もポイ捨てしないで、人工物のフィルター部分は必ず持ち帰っていたことを思い出します。
湘南・西湘FCでは財団の会員である池田雄一郎氏(マルチアングラーゆうちゃん:プロアングラー)が毎月ビーチクリーンを主催し、財団のホームページにあるボランティア紹介コーナーで「ゆうちゃんと釣り仲間達」として集めたごみを前に参加者全員の写真を撮ったものが紹介されています。
昨年の夏以降、参加させて頂いております。
ボランティアに参加というよりは、釣り仲間と釣りして、歓談して楽しい時間を過ごせるのが本命ですが…
綺麗なサーフで釣りをさせて頂く、釣りをするサーフは釣り人の手できれいにするといった考え方に賛成だから続けて参加できるのです。
最近ではアングラーの他、サーファーや企業のビーチクリーンも開催されて、多くの方々が参加されています。
先日の遠州サーフに遠征した時もフラットフィッシングチームの「鮃道」のしーもさんが話していたのは、「今後も鮃組、鮃道合同でイベントを行いたいですね、できればビーチクリーンを…」と
昨年、千葉で開かれたDUO感謝祭でも雨で釣りができない状況だったにもかかわらず、参加者やDUOの方々、堀田さん、高木さんもビーチクリーンをやってました、来月開催の感謝祭(御前崎)でもビーチクリーンは行われます。
同じように、フラットハンターの凄腕集団である”砂ころ隊”をはじめ、多くのフィッシングチームがビーチクリーンを行っています。
FaceBookに投稿されるので良く拝見します。
土日は仕事でなんてアングラーもいらっしゃいますが、これは仕方がないのですけど…
平日のサーフで一人ビーチクリーンを実践しているアングラーも多くいらっしゃいます、釣友にも周辺のゴミを拾っては持ち帰っていらっしゃる方がいます、釣り師の鑑です。
サーフだけでなく野池や人造湖でのバス釣りや漁港の釣りが禁止される理由は必ず、「釣りをする人のマナーの悪さ」が原因。
マナーの大半が「ごみ」ですから…自分の家の庭や職場に勝手にゴミを捨てられたら、そりゃだれでも怒りますよね。
日本人には「旅の恥はかき捨て」という言葉がありますが、これを勝手に誤った解釈をして「行楽のごみはポイ捨て」をするのですね、残念です…
これからもできる限り、ビーチクリーンに参加して、クリーンポイントを集めて、海からのプレゼント(お返し)に期待しながら釣りを楽しみたいと思います。
もし、ビーチクリーンに興味のある方、是非ご参加頂きたく、ご連絡をお願い致します。
もしくは池田さんのブログを拝見してください。
天候、海況次第で楽しい釣りに仲間との社交の場にもなります。
ここだけのはなし、プロの方や、凄腕のアングラーさんなど多彩な参加者がいますので、釣りの指導なんかもあったりして…
明日は海況、回復知るかな?
神奈川の天気
URL: www.jma.go.jp
