山梨へ帰り、買い出しや食事を作ったり、愛犬の散歩にシャンプーしたり、お義父さんの家に新しいTVの設置にために配線工事したりと・・・終日、家族サービスの一日でした。

先日(11日金曜日)の釣行で45㎝を釣り上げたN氏のルアーは…
オンスタックルデザインのZZヘッド5/8オンスにフラッグ・シャド 5インチ ワイルドアカキン、フックはフロントに#4、アシストフックはオンスタックルのアシストフックをセット。
N氏は西湘でフラット・フィッシュ釣りにワインド釣法をいち早く取り入れた人。
(昨年はマナティで釣果を上げてました)

フラッグ・シャドの45ヘッドは4月下旬の発売ということで多くのAnglerが他社のヘッドを利用している状況ですね…しかし、ZZヘッドは聞いたことがなかったような?

DUOのハウルヘッド、湘南・西湘サーフではH'sヘッドなど…etc;(私もH'sヘッドです)

N氏いわく、左右にダートするZZヘッド(ワインド)は極めてフラット・フィッシュには有効でアピール力が抜群、なので今回のフラッグ・シャド(縦の釣り?)の組み合わせ。

釣り方は?
1.先ずキャストして糸ふけを取りながらフォールさせて着底
2.着底したらロッドを垂直になるくらいに立てる(ジャーク)
 この時に勢いよくではなくゆっくり目に
3.ロッドを前に倒しながら糸ふけを取るためのリーリングを行い、再びフォールして着底
この繰り返しですが、時折、軽く巻き上げストップ&ゴーで動きに変化を入れるようです

しかしながら、横と縦の3D的な釣法になり結果が…素晴らしい!

と、ここで疑問が一つ…
鮃は浮き袋を持っていない魚で、普通の魚とは目の位置が違い、フィッシュウインドウ(魚が見ている視界エリア)が全然違う、研究者によればヒラメは立体的に見ている範囲は極端に狭く、頭上(目の側)の30㎝~1mくらいの範囲を円錐状に視野が広がっていて、そのエリア内を見る能力が非常に良いと解析しているらしい…

また、良く聞く話では魚(ルアー)の後を付けて追ってきてバイトするので、縦の動きよりも横の動きに敏感に反応すると…

波動=音と考えると、水中を伝わる振動(震動)を増幅させるのが魚の浮き袋で、魚は測線で波動(水の震動)を感知するが、ヒラメは浮き袋のないことから、音には鈍感な魚だといわれている。

眼(目)=視覚と考えたときにヒラメの目って、どの程度見えるのか?
動画でヒラメの捕食シーンを見ると、凄く素速い。
白身速筋タイプの短距離選手は獲物をよく見て狙っている。
(「速筋」に対して「遅筋」は赤身の魚で鮪など)

研究者からヒラメの目は、「ほぼ正視」 という論文も出ているらしく、驚いたことに魚の目には偏光レンズの機能まで備わっているそうな…

ということは、波動よりも動きの良いワーム系の場合、フラッシング効果が高い方が有効?
そうなれば、フラッグ・シャドも納得できる、テールの激しい動きにヒラメが反応すると考えれば、堀田さんもヒラメ釣りには派手で目立つルアーが良いといってたな~、また、ヒラメは動きに反応するので中層、だからミノーともおっしゃってたな~。

新製品のワーム系はサイズも大きくなり、テールも大きくなっているように思う。
ということはやはり、動き=フラッシンング=アピール力なのか?

それからもうひとつ…
ヒラメは基本的に砂に潜ったり、カモフラージュしてベイトを待つ捕食行動をとる。
大漁のベイトがいればそれを追って移動することは想像できるが…ブレイクラインを往来しているという話もある。

ま~過去の調査でも300㎞も移動したという調査結果もある位だから、解明されていはいないが移動回遊もあるのでしょうね。

移動回遊や捕食回遊するには環境条件があって、研究でもはっきりとは解析されてようですが、朝夕のマヅメや曇りとか太陽光の量が少ない時や海にほんの少しの濁りがあるような感じが良いといわれている。
案外、大物は一定の位置に定位してベイトが目の前を通るのをじっと待っているのではないかと思うこともある。

色んな条件を頭で考え、ルアーをセレクトして広い海へキャストして、リーリングスピードやルアーアクションを考えて…奥が深い釣りです。

高級魚ということもありますが、やはり一期一会(一魚一会)が一番合う魚でしょうか?
釣れないから釣れた時の感動が大きい、釣れると食味も美味!

今週は是が非でもリベンジしないと、低気圧の影響や寒気の影響など天候に左右される状況の3月ですが、週末に向けて頑張りましょう。

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