初心者向けオススメハードシンセ紹介 (Roland) その3〜EXPシリーズ〜 | 岡浩司 -Link of Sound-

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前回、前々回と初心者向けオススメハードシンセ紹介ということで、Rolandの「JUNO-DS」「FA-06」についてご紹介させて頂いておりますが、今回の第3回はその2機種をアップグレード出来ちゃうというお話で「EXPシリーズ」というものをご紹介したいと思います。

 

まずは、EXPシリーズとは何かという事からお話ししたいと思います。

 

 

 

[ EXPANSION BOARD ]

 

FA-06やJUNO-DSが出るずっと前のシンセは、「EXPANSION BOARD -エクスパンションボード-」と呼ばれるもの別途購入して、シンセの中にガチャっと挿し込む事で新しい音色を増やす事ができたのです。(^^)

 

 

こんな箱に入っていて、開けると…

 

 

 

 

こんなボードが入っていて、これをドライバーでシンセを開けて中に挿し込むとボードに内蔵された音色をシンセに拡張させて使うことが出来たのです。(^o^)

 

当時1パッケージが1万円くらいしたかなぁ〜?

モノによっては3万円以上のものもあったと思います…。(^_^;)

 

 

それがなんと、今は、無償でダウンロード出来てしまうのでです!

 

 

 

このAxialというサイトで、それぞれのローランドシンセに対応した追加音源を自由にダウンロードして使用することが出来ます。(^^)

 

もちろん、JUNO-DS、FA-06、に対応した追加音源もここからダウンロードしてUSBメモリーに保存して、それをシンセに挿して読み込ませる事が出来ます!

 

ここでポイントが、仮装スロットと呼ばれるもの数がJUNO-DSとFA-06で異なり、JUNO-DSが1個、FA-06が2個です。これは、まとめて読み込める数が違うという事でJUNO-DSの場合、例えばAという音源集を使っていて、Bを更に使いたいとなると、先にAを一旦削除して、Bを読まないといけないという事です。FA-06はA、Bまとめて読めますが。新たにCを読む際は、AかBを外さないと読めません…。

ただ、入れ替えは何度でも可能なので、その都度必要な音源を読み込ませれば全部使う事が出来ます!

 

 

 

 

こちらが、EXP-01 Dance Trax Collection

テクノ、ハウス、トランスといった80年代〜90年代を代表するダンス・ミュージックの制作に最適なサウンド・コレクション

 

こんなのもあれば、

 

 

 

EXP-10 Orchestra Collection

映画音楽、クラシック音楽といった幅広いジャンルをカバーするオーケストラ・サウンド

 

こんなのもあります!(^^)

 

EXPは、EXP-01〜EXP-11まで、それぞれジャンルやコンセプトに特化した音源集になっていて、お好みのEXPを追加する事で、JUNO-DSやFA-06を自分好みにカスタマイズできる感じですかね!(^o^)(⚠️EXP-11だけはFA-06の方にしか載っていなかったのでFA-06のみ使用可能かもしれません…)

 

EXP(エキパン)、昔からみんなエキパンって呼んでたなぁ〜。このエキパンですが、ここまでお話ししてきた通り、元々はみんな1つずつ1万円とかで買っていたものが10タイトルくらい無償でダウンロードして使えるので約10万円分くらいお得な感じだと思います!♪( ´θ`)ノ

 

もし今後、JUNO-DSやFA-06を購入される機会があれば、ぜひぜひダウンロードしてみて下さい♪

 

何か質問やコメントがあればお気軽にどうぞ〜!

お待ちしております。(^o^)