地面をカカトで蹴るように

歩いた


両ウデを大きく振って

歩いた


背スジを伸ばし

できるだけ前を 上を向いて

歩いた


 空は青い

 どこまでも高く

 真っ青な秋の空


どんな時だって この空は私をつつむ


 喜びに満ち溢れていても

 悲しみにくれていても

 物事がうまく運んでいても

 自信をなくしても


何も変わらない空

同じように 私を見下ろしている空


だから私もちゃんと歩く

少し大げさに

足を 手を 体を動かして

しっかりと歩いてみせる


私らしく

君からのメールを待ちつづける


いつくるかも

もう こないかもしれない


そんなメールを待ちつづける


僕の恋は

今 始まったばかりだから

どんな方法で

君の心を探ればいいのか

わからないんだ


一言が傷つけるかもしれない

一言が喜びを与えるかもしれない


難しい言葉のやりとり

ムズカシイ恋のかけひき


いつ 君は振り向いてくれるだろう

僕のこの気持ち

素直に叫びたいのに

今は タイミングを見計らっているよ

目下に広がる 上海夜景


それは 満天の星空を

見下ろしているようなカンカク


ひとつひとつの光の花には

どれだけの笑顔があふれているのだろう


88F ガラス越しに見る小さな光の花たち

数時間前には その中の一輪だった

それを自分が

天空の窓から眺めていることを不思議に思う


こうして考えてみれば

自分は小さすぎて

光にもなりえないのかもしれない


それでも 流れる時間の中で

何かを感じ

何かを創り出し

何かを伝える


せいいいっぱい輝いてみせると

新たな決心を抱く

自分でもわからなかった私のことをあなたは理解していた

問いかけると応えてくれる
あなたの心

きっと
あなたは私に対して
何か不満があるでしょう
あきれることもあるでしょう
時には妥協していることもあるかもしれない

それでも
「私」という人間を愛してくれているのは
あなたしかいない

そして
あなたを愛せるのは
私しかいない

あなたじゃないと
私は生かされない

私じゃないと
あなたは生かされない

「生かされている」

そう考えたことがなかった



この時代

生き抜くのが難しい時代


生かされている自分に何ができるのだろう

何の意味があって

私は生きているのだろう



何のために

誰のために



こんな私でも誰かを救えるのか

誰かを助けられるのか



私が生きている意味を

探し続けながら

私は「いかされている」