先の記事で予告した通り、日本語のルーツについて、軽く書こうと思います。

日本語のルーツには、いろいろな説がありますが、最有力なのは、シベリア東部から中国東北部にかけてのツングース諸語と、台湾をルーツとするオーストロネシア系の言語が日本列島で混じり合ったもの、という説です。
このうちオーストロネシア系の言語は、太平洋の島々やマダガスカル、東南アジアに広まって、マダガスカル語やタガログ語、ハワイ語等の原型となりました。
さて、日本語には畳語という、同じ言葉を繰り返す表現(「次々」「熱々」等)が多くあります。
オーストロネシア系の言語の場合、畳語は強調あるいは複数型の表現(例:タガログ語の「halo-halo」は日本語の「混ぜ混ぜ」と同じ意味。ミニストップの「ハロハロ」の語源)になります。
日本語でも畳語が強調あるいは複数型の表現になるというのは、オーストロネシア系言語の影響とも言われています。

さらに古代の日本語は、オーストロネシア系由来の単語が多いと言われています。
例えば「まぶた」の「ま」は、古代日本語では目のことを「マァ」と言った名残と言われいます。実は台湾原住民の言語(オーストロネシア系言語の祖先に近いとされる)やタガログ語、インドネシア語では、目のことを「mata」と言います。

他にも多くありますが、長くなってしまうので、ここまでにします(^^;

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実はWikipediaの「ポリネシア人」という項目に、彼らの末裔が静岡県南西部~和歌山県にかけて(の太平洋沿岸の県に)多いと書いてありました。
さすがに何千年も経てば、日本中に散らばってしまうとは思いますが…。