スズキ・スイフト

現行型は2010年登場の３代目になります。
初代は同じスズキの軽自動車であるKeiをベースに拡大したものに過ぎませんでした。その代わりと言うべきか？最廉価グレードは、車両本体価格が80万円前後という、信じられないくらいの安い価格で売られました。
２代目以降は、車体も足回りも新開発されたものとなり、同じ「スイフト」という名前でも、中身は全く違う車になりました。その背景には、スズキの危機感があったようです。これまでスズキは、低価格一本槍で勝負して来た面がありましたが、ヨーロッパの小型車と自社の小型車を乗り比べてみて、その差に唖然とした結果が、全く新しい小型車である、２代目スイフトの開発に繋がったようです。
私自身スイフトに乗ったことはありませんが、スイフトのハンドリングは、このクラスではトップレベルみたいです。実際スイフトは、このクラスでは意外と売れています。買う人の中には、スイフトの走りが気に入って買う人もいると考えて間違いないでしょう。余談ながら、これより小さなクラスであるスプラッシュも、やはりスイフト同様、安定性と走りに振りました。なお、スプラッシュはもう少し小さいと自社の軽自動車と被るためか、ハンガリーからの逆輸入となっています。
しかもスイフトスポーツは、ヨーロッパ仕様の車体に1.6Lのエンジンを積んでおり、エンジンのパワーこそ普通でも、ボディ剛性はめちゃくちゃ高いみたいです。

******************************

それこそ最近の車はエコばかりに振って、本当に情けない車が増えましたね（特にトヨタ）。
私はスイフトやスプラッシュを見ると、スズキというメーカーは、本気にさせると絶対に侮れない、そんな気がします。