幸せをお金や出世と結び付ける人って、本当に多いですよね。
テレビにしたって、情報番組やバラエティ番組の中でも、高学歴や出世、高収入がさも幸せであるかのように喧伝していますよね。
しかし本当の幸せは、決して富や名誉に依存していないと思うんです。例えば「いじわるばあさん」で、神様がある子供を、いわゆるエリートコースに乗せようとするも、意地の悪い神様が邪魔をして、端から見ると不幸な生涯を過ごした挙げ句に、船が難破してたどり着いた無人島で最期を迎えさせてやる、というふうに考える場面があります。
しかし、その子供は、エリートコースをたどったものの、死に際に「俺は船乗りになって無人島で動物たちと最期を迎えたかった」とつぶやいています。これには作者の長谷川町子氏の考えが、よく表われているのでしょう。
実際有名大学を出ても、ニート状態だったら本当に幸せか?また仮に一流企業に入って高収入を得ても、体を壊したら?そして体を壊さなくとも、家族の団欒が失われていたら?
ついでに書くと、本当に富は一瞬で失われることがあります。

なお、ブータンには、「国民総幸福量」という指数があります。国は貧しくとも国民が幸せならそれでよい、という考えは非常に興味深いです。