欧州車の主な特徴として、出来のいいサスペンション、効きのいいブレーキ、目を見張る高速性能、長距離でも疲れないシート等が挙げられると思います。
それと比べると日本車は、全体的に劣っているように思うかもしれません。しかし、欧州車と同じ出来の車は、作ろうと思えば日本メーカーでも作れると思います。ただ、大多数のユーザーは、購入価格や維持費が上がることを望まないので、あえて欧州車と同じ出来にはしないのでしょう。
例えばブレーキを挙げると、効きがいいということは、その分減りが早く、ホイールも鉄粉で汚れやすいわけで、維持費の上昇を嫌うユーザーのことを考えると、採用に踏み切れない面があるのかもしれません。
加えてドイツ車独特の堅めの乗り心地は、素晴らしい高速安定性やハンドリングを実現する反面、乗り心地を重視する大半の日本のユーザーに合わない面もあると思われます。
例外はマツダで、維持費や車両価格を上昇させずに、欧州車に近い走りを実現させています。もっとも、日本の他のメーカー同様、欧州仕様のマツダ車は、溶接箇所を増やすなどして、本物の欧州車に限りなく近づけています。
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私がなぜこの記事を書いたかというと、日本の新幹線は、50年近くにわたって、200km/h超の電車を、安全に、そして安定した性能で走らせて来たからです。そして自動車と鉄道車両の技術には親和性があり、 新幹線を走らせたのならば、自動車でも同じことが出来るはず…と思ったからです。