脱亜入欧論とは、明治維新以降にアジア(特に中国、朝鮮)的文化・思想をかなぐり捨てて、ヨーロッパの文化や思想を取り入れる考えを指します。
そして脱亜入欧論が導入された後、盛んに「富国強兵」が言われるようになりました。そうなった結果、工業国としてアジアの中で抜きん出た存在になった反面、ヨーロッパ諸国、とりわけイギリスの帝国主義までも見倣ってしまい、結果としてかつての隣人だった中国大陸や朝鮮半島への侵略へとつながって行きました。余談ながら、日本の鉄道や自動車が左側通行なのは、イギリスの影響とも言われています。

前置きはここまでにして、本論に入ります。
近年一部のネトウヨがしきりに脱亜入欧を主張しています。要するに、中国や韓国みたいな反日国家とは手を切って更なる従米親英(親欧とはあえて書きませんでした)政策を進めよ、というわけです。中には排害社(在特会の仲間)みたいにあからさまに従米を唱える連中(もっとも、たまにアメリカには抗議しますが、所詮申し訳程度でしょう)まで出て来ました。一体愛国心とやらはどこへ行ってしまったのでしょうね?米英(+ユダヤ=イスラエル)に毟り取られた方がよほどよろしいみたいで…。