反米感情、そりゃ当然起こるでしょう。日本中を廃墟にしたのですから。とりわけ広島と長崎には原爆まで落とされて反米感情を持たない方が不思議ですよね…と書きましたが、今回取り上げたいことは違います。日本中を廃墟にしたのは主にボーイング製のB-29爆撃機(なお、B-29の「B」は「Bomber」の略であり、「Boeing」の略ではない)ですが、このことが実はJALのジェット機導入にも影響を及ぼしました。JALのジェット機初就航は1960年ですが、その時に導入されたのはダグラス社のDC-8でした。これはJALが当時はダグラス社と強い繋がりがあったこともさることながら、当時は日本中を廃墟にしたB-29の製造元「ボーイング」を嫌悪する風潮があったからです。その結果、ボーイング初のジェット旅客機、ボーイング707が日本に導入されることはありませんでした。
なお、4年後の1964年には全日空がジェット旅客機を導入していますが、その時は少し小振りなボーイング727が導入されました。日本におけるボーイング製旅客機の初導入は結果的に終戦から20年近く後になったわけです。
なお、4年後の1964年には全日空がジェット旅客機を導入していますが、その時は少し小振りなボーイング727が導入されました。日本におけるボーイング製旅客機の初導入は結果的に終戦から20年近く後になったわけです。