私は元々「土日祝ETC\1,000」(以下高速千円)には反対でした。
それが始まった頃は高速道路で通勤しており、高速道路の渋滞をつぶさに見てきたからです。高速千円なんぞ始めると高速道路が麻痺するぞ、と思いました。案の定、土日祝には高速道路があちこちで大渋滞していました。
民放の大はしゃぎぶりは前回書いたので、今回はそれに伴う問題を取り上げます。まず高速道路があちこちで大渋滞する、ということは物流が麻痺してしまうということでもあり、物流への影響が甚大であること、加えて高速道路に乗ると安く行けるということは公共交通からマイカーへのシフトが起こるという意味であり、実際フェリーの利用者が激減して経営を苦しめてしまっています。それ以外でも、鉄道や高速バスばかりか、航空機の利用者すら減ってしまっています。もっと悪いことに高速バスの利用者が減ってしまった結果、高速バスの利益で何とか維持されている地方のバス路線が廃止されてしまう事態すら起きています。

私はマイカーへの異常な肩入れはいい加減止めるべきだと思います。もし本当に景気対策を謳うなら公共交通に肩入れして極端な話、「新幹線普通車特急券土日祝\1,000」「国内線土日祝最大\10,000」とでもやった方が長距離移動を促進して(マイカーの何倍も速いため)よっぽど景気対策になると思いますがね。