中国オフショアのブログ

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実感①で、発注側の問題について記述したが、恐らく中国の受注側の立場の人間と思った方が多いね。


今回、中国受注側の問題点の事例を話す。


事例が沢山あるが、本日は、何年前(8年?)の話にする。あの時、私はブリッジSEとした。


中国B社へ30人月の仕事を一括発注した。プロジェクトとしては、既存のシステムから同様な機能を再構築する。


外部仕様は、既存のシステムと同様であるから、仕様伝達漏れのリスクがないと考えて、中国B社へ発注した。

中国B社の経営トップも、現在経験したプロジェクトより簡単であることを認識した。


プロジェクト開発期間が短いから、短期間で日本側から技術者の確保が困難であった。私が数社の選定先から中国B社を選んだ。


選んだ理由:

・短期間で15名の技術者がすぐ対応できる。 ※オフショア開発が全盛期で、他社できない時期であった

・単価と工数が他社より安い。  ※最初の取引もあったが、経営トップが仕事を取りたい意欲があった


中国B社のプロジェクト管理、開発スキルに対して不安があったが、作業内容として簡単であったため、発注して直ぐ着手して貰った。


しかし、2週間後、恐ろしい進捗遅延を発生した。現場の状況を確認するため、私が中国へ出張を行った。


現場でさらに恐ろしい事実が把握した。プロジェクト管理、メンバーのスキルの問題が想像できない事実であった。※あまりもひどい話であったから、ここで略する。


すぐ、現地で中国B社の経営トップ、現場の技術主担当と会議を開き、対策を打った。中国B社に契約書通りに納品できない責任を説明し、プロジェクト直ぐリカバリ対策を要求した。


さらに、現場に行って、中国B社だけの対応は、リカバリできない現実も把握したから、契約を取りやめることは、日本側への影響が大きいであるため、東京側の技術者増員も行った。


増員2名の技術者は、中国B社への技術指導及び品質チェックを行った。プロジェクト管理に対して、私の作業時間も1人月を増やした。即ち、日本側で4人月を追加して、中国B社の対応を行った。


最後、予定した時期で、納品を行った。一部品質に問題があったが、瑕疵対応期間で問題なく解決した。早期問題を把握し、対策を行ったことで悪い結果にならなくなった。


コスト:

中国B社 25万×30人月 = 750万

日本側の対応 予定 70万×1人月 + 70×4人月 = 350万

予定: 820万 から 実績: 1100万


しかし、日本側で対応するなら、55万×30人月 = 1650万 よりコスト削減ができたことが事実である。

※予算としては、1650万が確保した。


さらに、実際は、短期間で技術者の確保ができない課題がクリアしたことが大きいな成果であった。


中国B社は、残念なから、プロジェクト管理、メンバーのスキルの低さにより、今後の契約の選定先から除外した。