ローカル試合の結果を知りたくて、WOSのホームページをあけて見て、飛び込んできたのが、クリス・メイビー選手の引退の文字。


スケートに対する情熱が高まらなくて、今期は、休養する、というニュースは聞いていましたが、引退とは!!(涙)

スケートカナダのサイトにも、公式発表がないし、(それとも、見落としたのかなあ)、ひょっとしたら、ナショナルには、出場してくれるかも・・・なんて、淡い期待をしていたのですが、なんと、すでに、スケートカナダには、正式に、今後、大会に出場することはない旨(永久に!)を伝えているそうです。


理由は、やはり、モチベーションのよう。

夏休み前から、氷に向かうのも、辛い状態が続いていたようです。


今まで、ジェフは、別格、でも、クリスは、その次に大好きなスケーターだったのに、カナダから、二人の素敵なスケーターが消えてしまうなんて・・・・。


トリノには、4番手で、その切符を手にすることができず、バンクーバーを目指して、頑張ってきたのだと思うのですが、ここにきて、4回転を、いとも簡単に跳ぶレイノルズ君、4回転はないけど、美しいスケートとジャンプで、世界のトップに近づいてきたパトリック君と、若手が、グングン伸びてきていて、そんななか、一緒にトレーニングしてきたジェフは、全てのことを、やり尽くした、と現役引退。


精神的にも、肉体的には、技術的にも、いろいろと、思うことが多かったのでしょう。


でも、最近の引退は、若い時に(以前と比べてという意味です)、いきなり!というのが多いですね。

ベテランと言われる年まで滑り続けて、誰もが、納得するような引退は、今のフィギュア界(特にシングル)では、無理なんでしょうか?


アスリートとして、夢のオリンピック(それも自国開催の)を目前にした今の時期に、引退を決意したクリス。

きっと、たくさんの思いがあったのでしょう。

オリンピックをミスすることについて、「すでに、オリンピックに出られないのが、どういう気持ちが、一度経験しているから。」とコメントするクリス。 なんか、切ない・・・・。


そんなクリスは、すでに、ディズニーのハイスクールミュージカルのアイスショーに出演しているそうで、ショースケーターとして、また、滑る喜びを見出したようです。

ショーを通して学ぶことがあるのことが、ベストだ、と話していますし、できるだけ、長くツアーをし続けていきたい、との意気込みも、話してくれています。

今春のハイスクールミュージカルショーは、見られなかったけど、今度来た時には、絶対に見に行こうっと!


スケートだけに限らず、チャリティーイベントなどにも、いつも、あの笑顔を見せてくれていたクリス・メイビー選手。

これからの新しい彼の道が、実り多いものになりますように。


でも・・・・、彼の、あのおしゃれな演技が、もう見られないと思うと、寂しいです、とっても・・・・。


ところで、彼が、今まで、沢山のお金をスケートに使ってきたけど、今は、そのスケートで、お金をもらうことができる、と話しているのですが、なんとも、現実的な、身につまされるお話です(嘆息)