12月の初旬は、毎年、子供達が、1学期の成績表を、持って帰ってくる時期です。
なっちゃんは、来年は、ハイスクールに上がるので、今年は、プライマリー・スクールでの最後のレポートカードです。
このレポートカード、もちろん、大まかな基準はあるのでしょうけれど、けっこう、娘達の学校では、先生によって、マークがまちまち。甘い先生、辛い先生、1学期には、Aを、ほとんどつけない方針の先生・・・など、様々です。
なっちゃんは、小まめに点数を稼ぐタイプの生徒のようで、先生の受けもいいので(笑)、成績は、いつもいいのですが、今年は、一学期から、ストレートAをもらってきました。
7年生からは、ABC評価ではなく、100点で評価され、80-84がA-、85-89がA、90-100がA+、となるそうです。
父親から、全ての科目の平均がA+だったら、ラップトップのパソコンを買ってもらう約束を取り付けていたのですが、それは、叶わず、でも、私は、そういう形で、物をあげるの嫌いなので、良かったんですけどね。
ちゃーちゃんは、なっちゃんと違って、マイペースの子だから、レポートカードの上では、なっちゃんほど、全科目で高い成績を取ってくるタイプではないのですが、今年は、ビックリ! 初っ端から、ストレートAを持ってきてしまいました。ちゃーちゃんは、ストレートAは初めて。
今年のちゃーちゃんの先生は、ものすご~~~く優しい先生で、ちゃーちゃんのスケートに関しても、「本当にいいんですかあ?」というほど、理解を示して下さっているのです。
学期始めに、ご挨拶に行き、学校を休んだり、遅刻早退することがあることを伝えたら、
「大丈夫ですよ。スポーツを、一所懸命することは、とてもいいことですから。」と、とっても優しいお言葉。
セクショナル間近になった時に、学校をスキップすることが多くなったので、事情を話しに行った時も、
「大丈夫ですよ~。 ちゃーちゃんは、しっかりやっていますから。
もし、宿題とか、時間が足りなくて、期日に間に合わないようなことがあったら、お母さんがノートを書いて持たせてくだされば、そんなに無理をして、間に合わせようとしなくてもいいんですよ。 ちゃーちゃんは、怠けてしないような子じゃないこと、よくわかっていますから」
もう、なんか、涙が出てしまいそうなほどの、優しいお言葉。
こんな先生なので、けっこう、マーク、甘いんじゃないかなあ、とは思っていたのですが、(新任の先生なので、前評判はなし)ストレートAには、ちょっとびっくり。
ちゃーちゃんは、超がつくほど、シャイなので、Oral communication が、いつも、あまりパッとしないのですが、この先生にかかると、「積極的には、発表しないけれど、話させると、的を得た、きちんとしたことを話してくれるので、いいんですよ。 こういう、話すより、聞こうとする個性も、とても大切ですから。」
と、お褒めの言葉。
何事も主張しなければ、話しが進まないような、この国で、珍しいスタンスの先生です。
私は、本人達が頑張ってさえいれば、あまり、成績は気にならないのですが、彼女達の父親は、非常に、学校を重視する人なので、成績に対しても、非常にシビア。
スケートを続けるにも、毎学期の成績が、彼の合格点に達さないと、即、止めさせられることになっているので、レポートカードが届く日は、けっこう、緊張します。
今回は、さすがに、大丈夫とわかっているようで、聞かれなかったけれど、いつも、「これなら、パパ、いいって言うと思う?」 と聞いてきます。
ま、私は、子供達が、本当に頑張っているのを見ているので、それでも、成績が落ちて、スケートを止めさせられるようなことになったら、断固、戦うつもりでいるんですけどね(笑)