血をつなぐということ。 | spice of life

spice of life

ひと。こと。もの。

カリフォルニア生活記。

※前回、今回とまとめて更新してますが、真面目で重めな内容です。
※興味ないor苦手な方は読み飛ばしちゃってくださいね~


つづきです。

ダンナの血液検査が済んで帰宅してからは、夫婦ともども無言で検索魔と化しました。
英語での、しかも明言を避けた表現から、糸を手繰るように調べていくしかなかったんですが。

そして、素人なりに、知らされた事実だけから推測したこと。

桃私の血液の一部の成分の組成が、とある血液系の病気のキャリアであることを示しているらしい
桃この病気は遺伝性のものであり、母子以外で感染する類のものではない
桃この組成の持ち主は地中海地方や東南アジアでは多く見られるが日本では珍しいため、
   日本では血液検査の対象項目になっていない
桃キャリアでもごく軽度の症状が出る人がいるが、現時点で自覚がなく症状もないようなら、
   私自身には何の問題もない

問題は、この先です。

桃同成分の組成について、パートナーが正常である場合、子はキャリアか正常になる
桃同成分の組成について、パートナーもキャリアである場合、
   キャリア同士の血を引いた子は2分の1の確率で発症、4分の1の確率で重症化する可能性
がある
桃発症した場合、恒常的に投薬治療を行う必要がある
桃重症化した場合、30歳までの生存が難しい場合がある

ダンナの血液検査も求められたのは、上記の理由からだったようです。

ご心配をおかけしてもいけないので先に結論を書いておきますが、ダンナの検査結果は正常でした。
なので、子が発症する可能性は限りなく低いです。
キャリアになる可能性も半分ありますが、
ほとんどの場合、私と同じようにそれを意識することもなく生きていけるでしょうし、
発症したとしてもごくごく軽度で済むようです。

でも、キャリアだった場合は、この子が成長して子を設けようとした時には、
共に子を生したいと思う相手の血液検査をした方が良いかもしれない、と告げなければなりません。

人種の坩堝であるアメリカで妊娠しなければ、一生知ることの無かった事実です。
そう考えると、ものすごく不思議な感じがします。

今となっては、
「顔が東南アジア系だよねとは散々言われてきたけど、冗談じゃなく血液がそっち系だったよーw」
なんて言えなくもないんですがぐるぐる

ただ、帰国まであと一週間というところで突きつけられた問題に、正直呆然としました。
最悪の事態も考えました。
こんなに待ってようやく授かった子なのにどうして、と。

こちらの心情をよそに、結果が出たのは帰国の前々日、というギリギリっぷり。
それも、こちらから催促して、結果もわざわざダンナが赴いて取りに行きました。
それまでの数日は、
散々調べ、落ち込み、「日本人では稀」という言葉に縋って考えないようにして、開き直って、という日々。
つわりもあるし、片付けの追い込みもあるしで、もうなんかめちゃくちゃでしたねaya

ここ最近、日本では新出生前診断についてしきりに報道されてます。
出生前診断、やるつもりなかったです。
でも、どんな子でも受け止めたいという強い意思ではなかった。
ただ、知りたくない、と思っていただけだった。
そんなことにも、気付いてしまった出来事でした。

今でも、「たとえこの子がどんな病気でも、絶対に育ててみせる!」と言い切る自信はありません。
今そんなことを言っても、どんなに本気でも、いざそうなったら、きっと想像を絶する生活になると思うから。

だから、決めているのは、産むことだけ。
そして、産んだら、一生懸命育てるだけ。
心配も覚悟も対応も、それから考えます。

rabbit*  rabbit*  rabbit*

この話、書こうか迷ったんですけど、
結果が出るまでに調べたときにあまり情報がなくて、
あってもお医者さんの専門資料みたいなものにばかり当たって苦労したので、
ちょっと参考になればなーと、ダンナと相談の上、公開することにしました。

なお、お医者さんにきちんと聞いたわけではないので、正しい情報である保証はありません。
その旨、重々ご了承くださいませ。