外国でバイトをして働いていた時、休みの日に英語を教えてくれた人がいた。当時英語はトラベル会話レベルの私はなんとかレベルアップをしたかった。が、学校へ行く金はなし。
そこでたまたま知り合いから英語を教えてくれる面白い人がいるよと、紹介してもらった人。しかも、格安。
これはありがたいと思い、連絡をとり、数日後に会うことになった。
なんというか、この人がまた、ロックな老人だった。
部屋には、ドラム、ギター、エレクトーンとあり、身なりはタンクトップにビーサン。
従来の勉強部屋なんていう常識はぶっ飛び、そこで教わるのは、従来の方程式のような教えでなく、会話をしながらロックな老人の半生、そしてこの先の夢を聞き、ギターを聞き、そんなんでテンションを上げてからのひたすら発音のみの練習。
教科書、参考書など一切使わない。
なんとこの方法で私のTOEICのスコアは300点近く上がったのだ。
振り返ると、通ううちに、できない、無理、でも、だって、しかし。なんて言葉がでないようになっていた。
そうなると、気持ちが強くなり、知らぬ間にどんどん現地人と会話し、質問し、学習するように自分が変わっていた。
否定的な言葉を使わなくなっただけで、こんなにも変わるのかと教えてくれた私の英語の先生。
これは、最高の学びと発見でした。
英語を勉強するとロックな先生を思い出します。
