昨日に続き、猫背についてです。
さて、いきなりですが、建物が安定しているのは、土台がしっかりとしているからですね。
それが上に伝わり、全体バランスが崩れない。もちろん、そこへ上に行くまでの骨組みは大切なんですが、土台が基礎であります。
そんな土台を見ていても、近年あまりにも高いな〜〜と思わせるマンションを見て、なんで倒れないのか、なんで丈夫かな〜〜とサラリーマン時代、付き合いのあった一級建築士さんに聞きました。その際、とてもつもない複雑な計算をされた上で建物というものは作られ、ものすごく驚いた経験があります。
さて、猫背にしても同じようなことも言えて、曲がった部分周辺だけに着目して、そこが原因と考えてしまいます。
確かに、曲がった部分の周辺にも原因はありますが、もっと深く見ていくと、建物同様、もっと下、つまり下半身を見ていくと、猫背や首痛、肩こりなどの上半身の調整法が見えてきます。
体は
上には上の得意分野、役割があり、
下には下の得意分野、役割があります。
それを無視して無理になんとかつくろうとすると、体型調整はうまくいきません。無理は崩れます。
まるで、泥だんごを無理に押しこみ、押し込んで無理に形を作るように、泥だんごをペタペタと押し付けて、建物を立てても、長いこと持たない。なんて、記憶はありませんか?
さて、誰もが得意なことは、ストレスなく続けられますね。反対に不得意は、ストレスがたまり続けられませんね。
体も似たところがあり、得意な分野を使う、伸ばすことで、体はストレスなく、良い状態をキープしやすくなります。
やはり餅は餅屋です。得意な担当者が、担当を担い、物を作るようにする事で、きれいで、機能性がある物を作る事ができますよね。
同様に、体の動きにも、得手、不得手があります。そういった視点で見方を変えてみると、体のほうから味方になってくれます。
不思議と…。
背筋もピンシャンです。
