必須栄養素とは、いろいろある。全部を取ろうと思うと、大変であり、

 頭が混乱する。


 ここで、これだけは必要なものは、何か?と考えた時、

 それは、水と塩である。

 塩は不純物の入った塩であると、腎臓の負担となる。

 だから、塩だけでも、いいものをとったほうがいい。


 体は、締りと緩みを繰り返している。

 塩は体を締めてくれ、力を与えてくれる。熱を与えてくれる。


 半日でも、食を抜いた後、味噌汁など塩のきいた汁ものを食べると、

 体がポカポカ、お腹が温かくなるのが感じられる。

 それが、いつもの量より半分の塩の量でも、体は体温をいつも以上に上げてくれていると感じられる。


 毎日、毎日、どかどか絶え間なく食べ続けると、それがよくわからなくなる。

 味に鈍感になってしまう。

 まぁ、食べ続けることで、体のバランスがとれている人はそれでいいと思う。


 しかし、日々食べ続け、低体温の人は、たまに1食抜いたり、

 おかずを抜いて、ご飯とみそ汁、お茶だけにしてみたりなど、いつもより

 空腹にしてから、塩の聞いたスープや味噌汁を飲むと、塩の

 効果が体にわかりやすく感じられると思う。

 

 塩は、低体温の人にはかかせない。

 ただ、その取り方や、塩がどう影響しているかの感じ方によって、

 体への作用も違ってくるし、続けようと思うか、やっぱやめたになるかがわかれる。

 

 ちょっとの塩をとり、

 あっ温かくなってきた。ほんのちょっとなのに、手先やお腹に変化を感じられた。

 その感覚がわかると、塩が自分になぜ必要かが、頭でなく体で徐々にわかってくる。

 そのために、1食抜いたり、数日間は、小食にしてみて味に敏感になる必要がある。


 塩は、体を温めてくれます。ただ、質や量を間違えると、腎臓への負担となります。


 いい塩をちょっと探してみて、それから、ちょっと小食にして、そして、ちょっと塩ととってみましょう。