目の前にいるだけで、幸福感を与えてくれる猫。人間と同様に、猫によってそれぞれの個性があるのも可愛いところ。
「キミとねこ。」では、そんな猫たちと愛らしい飼い主を紹介します。
今回はTHE RAMPAGEのパフォーマーとしてはもちろん、俳優としても活躍する藤原樹さんが愛猫のマースとの暮らしについて語ってくれました。とびきり甘えん坊のマースとの暮らし、
たっぷり堪能ください!
 
大の猫好き一家から生まれた、マース。



小学6年生から中学に入ったくらいの頃に、

僕の母が急に猫を好きになって飼い始めたのがきっかけで猫好きになりました。 

それまでは祖父母の家にワンちゃんがいたので、どちらかというと犬派一家だったんですけど、

飼い始めてから家族みんな猫好きに。

そこからどんどん増えていって、

今は実家に4匹の猫がいます。今僕が飼っているマースは、実家の初代猫まいるの子どもなんです。







地元は福岡なのですが、マースは実家で生まれてから生後半年くらいで東京に連れてきました。

それまでは僕らずっと寮暮らしをしていたので、猫を飼うことができなかったんですよね。けど、ちょうど一人暮らしをするタイミングと重なったので「絶対に飼うから、それまで実家で面倒見ていて!」って伝えて、準備が整ったらすぐに連れてきてもらいました。




僕三つ子なんですけど、兄妹も猫好きなので妹も3匹飼っています。だから、今年の正月は実家に猫が7匹もいました(笑)。三つ子の兄妹だけじゃなくて、姉もいるから賑やかな家庭だったので、親は寂しくなったこともあってたくさん飼い始めたんだと思うんですよね。妹のところの猫も含めて、たぶんみんなマンチカンを飼っていると思いますね。
 
どこへでもついてくる、超甘えん坊のマース


マースの性格はめちゃくちゃ甘えん坊ですね。それに寂しがりやなので、家の中ではトイレもお風呂も全部ついてきます。お風呂の扉が透明なので、入っているところをいつも見られているんですが、たまに扉を開けると入ってくるけど、シャワーの音聞くとすぐに逃げていきますね(笑)。でもあれって、飼い主のことを心配しているらしいので、そこも可愛いところです。



とにかく寂しがりやなので、海外や地方に行くときには友人や母親に来てもらって、長時間家にいてもらったり、泊まってもらうようにしていますね。友人にはなるべく2~3時間は家にいて遊んでもらうようにお願いしています。



ちなみに、マースに一点だけ欠点があるとしたら、粗相をするところ。とにかく甘えん坊で寂しがりやだからか、構って欲しいときに構えなかったり、長期外出が続いたりすると、必ず粗相をします。最近は玄関にすることがほとんど。昔はもっと酷くて、ソファも何台買い換えたかわからないくらいなんですよ。いまだにベッドシーツの下には、おねしょシート敷いています。そこだけ直ってくれたら、本当にいいんですけどね。
 
ご飯好きが高じて芸達者に⁉︎


食いしん坊で食べるのが大好きなので、ご飯の2〜3時間前くらいからずっと鳴くんです。だから、結局ご飯の時間よりも前に、いつも夕飯をあげちゃっています(笑)。



でも、ご飯好きだからこそ習得したのが、お手などの芸。今は、お手、お座り、おかわり、ターン、きゅん、最近はボタンっていう芸も教えました! 飼い始めて3〜4ヶ月くらいしてから、まずはお手から教え始めて、最初は3〜4ヶ月かかったんですけど覚えてくれましたね。一つ覚えるとどんどん覚えてくれるので、意外とできるんですよ! 実はこれマースのお父さんもできる芸。だから、絶対にマースもできると信じて教え込みました(笑)。
 
マースのおかげでモデルルームのような部屋に


マースと暮らし始めるまでは寮生活だったので、そこまで気にしていなかったのですが、一人暮らしを始めてからは家がキレイになりましたね。なるべく最低限の家具だけで、下に物などは置かず、めちゃくちゃシンプルな部屋になりました! 友人が家に来ると、「物少な!」とか、「モデルルームみたい」と言われます(笑)。



もともと家が汚かったわけではないのですが、物は多かったんです。今は使わないものはすぐに実家に送ったり、必要ない物は捨てたりしています。特にリハーサル着とかはどんどん増えていくので、実家に毎回送っていますね。荷物は家まで集荷に来てもらうことが多いので、送るときには段ボールもお願いしたり、ヤマト運輸のLINEもかなり活用しています。実家では僕がもともと使っていた部屋に、リハ着がどんどん置かれているみたいです(笑)。



本当はリハ着も着たいんですけど、猫を飼っているから毛がつくじゃないですか。コロコロするのも面倒だから、私服も部屋着も全部ナイロンとかのツルツル生地ばっかりなんですよ。もうツルツル生地ブランド作りたいくらいです(笑)。
 
遠征帰りは特にマースファースト。


マースと暮らし始めてから、外出は減りましたね。友人に誘われても、その日が地方から帰ってきた日だったりすると、「マースが寂しがってるから行けない」って言って、いかなかったりします。



マースにはこれからも健康に長生きして、一緒に暮らしてほしいです! 実家の子はもう14歳くらいでおじいちゃんなのですが、マースにも長生きしてほしいですね。








藤原樹(ふじわら・いつき)
1997年10月20日生まれ。福岡県出身。総勢16名からなるTHE RAMPAGEのパフォーマーの1人。2017年1月1stシングル「Lightning」にてメジャーデビュー。今年9月11日、12日の2日間には、グループとして2回目の東京ドーム公演となる『THE RAMPAGE LIMITED LIVE 2024 *p(R)ojectR®️ at TOKYO DOME』を開催予定。個人としては、俳優業でも活躍中。7月30日には、自身初の愛猫マースとのフォトブック「Mars」(幻冬舎)を発売予定。