ピョン・ヨハンが「彼女が死んだ」のキャラクターについて、



親に説明しなかった理由を告白した。

 彼は最近、ソウル鍾路(チョンロ)区某所でNewsenと映画「彼女が死んだ」

(監督:キム・セフィ)に関するインタビューを行った。

 映画「彼女が死んだ」は、

覗き見が趣味である公認仲介士(宅地建物取引士)ク・ジョンテ(ピョン・ヨハン)が、

観察していたSNSインフルエンサーであるハン・ソラ(シン・ヘソン)の死を目撃してしまい、

殺人犯の濡れ衣を晴らすためにハン・ソラの周囲を探りながら繰り広げるミステリー追跡スリラーだ。

 彼は劇中、クライアントが預けた鍵で家の中をこっそり覗くことが趣味である公認仲介士のク・ジョンテ役を演じた。

この日彼は、完成した映画を観た感想について「キム・セフィ監督があまりにも素晴らしい文章を書いてくださって『うまく具現化できるだろうか?』とかなり悩みました。

本質的なことを逃さず、『うまく表現できた』『よかった』と思いました。

映画を撮影しながら悩んだ部分が、

『世界が僕たちを変えるのだろうか』、

あるいは、『僕が世界に乗るのだろうか』ということでした。

実際に映画のテーマがそのようなものでした。

そういった質問を観客に投げかけられると思いました。

結果的に成功したと思います」と自信を示した。





シン・ヘソンが演じたインフルエンサーハン・ソラを覗き見るク・ジョンテを見ると、

「好感が持てない人」「正常でない人」「変態」という言葉が浮び上がる。

これに対し彼は「演技なので、僕がそのようなイメージになってしまうという恐れはありませんでした。

ク・ジョンテという人物は悪いことはせず、

ただ見るだけなんです。

申し上げたように、

世の中と人間の関係に対する質問を持つ作品なので、

演技してみる価値があると思いました」とし、「優越感から始まった行動です。

その優越感がどこから出てくるのか気になりました。

挑戦というよりは、

体を一度投げてみたかったんです」と伝えた。


 ク・ジョンテ役のためダイエットすべきかと悩んだという彼は、

「体重については様々な意見が出ていました。 あまりにもスリムだと美化されるような気がしたんです。

もう少し親近感の持てる感じでいこうという結論が出ました。

ただ『ハンサン ―龍の出現―』(2022)の時は、体がすごく大きかったので、

その時よりはダイエットしました」とし「ク・ジョンテを美化したり、

擁護するつもりは全くありませんでした。

映画の流れのため、

起承転結をきちんと作ろうと思いました」と強調した。





2017年に公開した映画「エンドレス 繰り返される悪夢」以来、シン・ヘソンと7年ぶりに再会した彼は、

「プロフェッショナルでものすごく努力する人です。

アクションシーンの時は、

お互いに怪我をしないようにきちんと配慮して演技しました。

本当に楽しく撮ったけれど、

よく撮れたと思います。

アクションも感情だと思いますが、

シン・ヘソンさんにはか弱い部分から来るパワーがあります。

その部分が素晴らしいと思います」とし

「僕も弱いけれど、強さを表現したい俳優だとしたら、シン・ヘソンさんにはか弱いところを露出できる勇気があります。

だからもっと強いと思ったんです」と

愛情を示した。

 ピョン・ヨハンは「彼女が死んだ」について親に詳しく話さなかったという。

「今日VIP試写会があるのですが、

どのように挨拶すれば良いか分かりません」と話した彼は

「親を試写会に必ず招待する方なのですが、 一緒に映画を観るのも好きです。

しかしク・ジョンテ役が平凡ではないので、

タイトルと公認仲介士という職業だけを教えました。

両親は久しぶりに明るい作品に出演したと思っているようです。

『私たちはあなたが明るい作品に出演した方が嬉しい。

悲しく辛いものはやらないで』と言っていました」と伝え、笑いを誘った。

 それと共に、両親から期待する反応については「念のため映画を観てから一日後に聞いてみます。

考える時間を与えなければならないと思います」と冗談を言った。