第81回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門の審査委員長に、仏俳優イザベル・ユペールが就任した。
ユペールは
「この映画祭と私の間には、
長く美しい歴史があります。
このほど特別な立場で映画を見られることになり、
とても光栄です。
かつてないほど映画は確かな約束になっています。
逃避を、混乱を、驚きを、世界をよく観察することを約束し、
好みや考えが異なる私たちを結びつけるのです」と声明を発表している。
ユペールは「主婦マリーがしたこと」(1988)、「沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇」(95)で
ベネチア国際映画祭最優秀女優賞を受賞し、
「ガブリエル」(05)で同映画祭特別金獅子賞を受賞した。
また、「エル ELLE」(16)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。
第81回ベネチア国際映画祭は、
8月28日から9月7日まで開催される。