今さら人に聞けない…アイラインメイクQ&A

次に奥二重さんの場合ですが、

基本のテクニックは一緒。

ただ、基本通りに上まぶたをブラックのアイライナー、

下まぶたをブラウンのアイライナーで引くと、 目がしっかりと囲まれて、少しきつく見えてしまうことがあります。

また、もともと奥二重さんの目元は縦幅よりも、横幅の方が広く、

シャープに見えやすいので、

例えば上まぶたを『プラム』、

下まぶたを『モーブ』など同系色でやわらかい色に替えてみるのはいかがでしょう。マイルドで、フェミニンな印象を演出できます」(竹下さん)


  さらに、「一重さんや奥二重さんは、下まぶたにアクセントを置いたアイメイクもおすすめです。

カラーのラインを引いたり、

目尻にだけアクセントを置いたりするのも可愛いですよ」(竹下さん)。


 Q:目尻部分のラインがすぐ取れてしまったり、にじんだりしてしまいます。防ぐ方法はありますか? 


 A:ペンシル&リキッドの2本使いがおすすめ。 キャットラインも簡単につくれます 

  朝、メイクし立てのときはきれいでも、 

午後になると取れてしまうことは多くの人のお悩み。

瞬きや皮脂の影響で、取れやすいですよね……。

「まずペンシルタイプで下描きをしてから、 リキッドタイプを重ねるのがおすすめです。

こうすれば、相乗効果で取れにくさが増します」(竹下さん)

 

また、このテクニックの応用で、シュッと引きあがった「キャットライン」を描くこともできるそう。 

 「ただ、注意してほしいのは、

ラインの最後の部分を、アイホール(目回りにある骨)の内側にとどめること。

長く引きすぎるとアンバランスになり、 

悪目立ちしてしまいます」(竹下さん)


アイラインのガタつき解決策、失敗しない色選びほか

●教えてくれたのは……
竹下真波さん(写真左) 

 日本に3人しかいないシャネル メイクアップアーティスト

トレンドを取り入れながら女性の魅力を引き出すメイクアップを得意とする。

社内のメイクスキル指導や、

お客様へのメイクアップサービスを中心に活動している。

 大森幸枝さん

ヘア担当。

f-me(ホーム)所属。

ヘアサロンに勤務後、

メイクアップアーティストのKUBOKI氏に師事、その後独立。

モデルから放たれる雰囲気を生かしたヘアスタイリングを心がけている。 

Instagram @sachie_ohmori

廣松叶子さん(写真右)

CREA
アンバサダー。 

 【取材協力】
シャネル

増本紀子(ますもと のりこ)

美容エディター&ライター。

alto代表。4つの出版社勤務を経て、独立。

雑誌やメーカーのリーフレットなどで、

スキンケアからインナービューティまで幅広い美容記事の編集・執筆を行う。

雑誌CREAでも多数の記事を執筆している。