8月28日から9月7日に開催される第81回ヴェネチア国際映画祭で、
イザベル・ユペールが審査員長を務めることが分かった。
イザベルは同映画祭で1988年に『主婦マリーがしたこと』、
1995年に『沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇』で2度、女優賞の受賞経験がある。
同映画祭の芸術監督アルベルト・バルベラは、
イザベルを「素晴らしい女優です。厳しく、好奇心が強く、
寛大な心を持っています。
イザベルは数々の偉大な映画監督たちのミューズですが、
彼女は自分が理想的なストーリーの伝え手だと感じた若手、
あまり知名度の高くない映画監督たちからのオファーを決して退けることはありませんでした」と称賛している。
「彼女がこのポジションを受け入れてくれたことに、私たちはとても感謝しています」と喜んだ。
イザベルは「ヴェネチア映画祭と私には長く美しい歴史があります。
特権を与えられた観客になれるのは名誉なことです」とコメントしている。
俳優として半世紀以上のキャリアを持ち、
2017年には『エル ELLE』でアカデミー主演女優賞にノミネートされたイザベル。
ファンは「むしろ今までイザベルが審査員長を務めたことがなかったのが不思議!」
「クイーン・イザベル!
今年のヴェネチア国際映画祭は安心して彼女に任せられるね」と歓喜の声を上げている。