THE RAMPAGEのRIKU、川村壱馬、吉野北人による"3Vocal(ボーカル)"の素顔にフォーカスしたスペシャル番組「THE RAMPAGE~3Vocals THE NEXT~」。
 



MUSIC ON! TV(エムオン!)にて6ヶ月連続で放送されるこの番組は、
日本を拠点にしながら世界に向けて作品を発信するクリエイターやアーティストとコラボレーションし、
"3Vocal"が更なる飛躍を遂げるために「今、何をやるべきか?」を各々が模索していくドキュメンタリー。
<#1>の吉野に続いて、
<#2>で登場するのは川村壱馬。


「2021 Forbes Japan 100」にも選出されたVRアートの第一人者・せきぐちあいみとの貴重なコラボ体験を終えた川村にインタビューを敢行した。



――「THE RAMPAGE~3Vocals THE NEXT~」の企画を聞いたときはいかがでしたか?
 
「最初は"何をするんだろう?"って。
本当に未知でしたね。
僕は普段から他ジャンルの方との交流がかなり少ないんです。
なので、何を話せばいいんだろう?
僕で大丈夫かな?とか、
こちらが頼りなくて相手に気を遣わせてしまうんじゃないか...とか(笑)」
 
――本日の収録では、世界で活躍するVRアーティストのせきぐちあいみさんとのVRアートを体験されました。率直な感想は?
 
「すごく楽しかったです。
ゴーグルを装着して、 
せきぐちさんの作品が展示された"バーチャル美術館"を体験させてもらったんですが、
本当にすごかったです。
僕自身は、ゲーミングPCが家に3台あるぐらいゲーマーで、
地元の友達とよくオンラインでゲームをしているんです。
なので、完全にVR=ゲームのイメージで...。
もちろんそれはそれで面白いですし興奮するんですけど、
アートはまた別モノというか、
真にすごいのはこっちなのかなと。 
VRを介して国も人種も違う子どもたちがリアルタイムで交流して楽しんだりすることもあるそうなんです。
めちゃくちゃ夢があるなと思いました」

―今回はアート体験がメインでしたが、そちらはどうでしたか?




「そんなに芸術に詳しいわけじゃないですが、 感性をくすぐられるものは昔から好きです。
今回、せきぐちさんの作品を通して"アートの奥行き"というものを体感できたのは大きかったです。簡単に言うと、
絵だと思ったらパッと奥行きができて、
その中に入れるんです。
さらに進んでいくと立体の鳥がいて、
真っ暗な空間ではせきぐちさんが描いた巨大な鳳凰がわっと飛び出してくる
――リアルに恐怖を感じるぐらいクオリティがすごかったです。

RPGでラスボスと対峙する主人公はこんな気分かなって(笑)」
 
――VR空間で絵を描く体験もされたんですよね?
 
「パレットからいろいろ選択して自由に描いていくんですけど...
何だか絵の概念が覆されました。 
この興奮は実際にやってみないと伝わらないかもしれないです」


――川村さんは普段、どんなものにインスパイアを受けることが多いですか?
 


「国内外のアーティストの音楽だったり、
ラッパーのMVからインスピレーションをもらったりしています。 
でもそれ以前に大事にしたいのはゲームや漫画、アニメ。
特にゲームの影響は大きいかもしれないです」
 
――具体的にはどのようなインスピレーションを得て反映されているんでしょうか?
 
「音楽は、自分のソロツアーをやるならとイメージした時。
1曲目が始まるまでの映像や音楽を考える際に"こういう感じがいいな"という世界観のヒントをもらったりします。
ゲーム、漫画、アニメといったカルチャーは僕のルーツみたいなところがありますし、 
自分の武器にしたいとも思っていて。 
今、徐々にそういう一面も知ってもらえるようになってきたので、様々なインスピレーションも存分に使っていきたいです」
 


―2月には初のベストアルバム「"16SOUL"&"16PRAY"」を2枚同時リリースし、4月からは全国11都市のツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2024 "CyberHelix" RX-16」がスタートします。
意気込みをお聞かせください。





「ベストアルバムを引っ提げて...という形にはなりますが、
1つのツアーとしてしっかり走り切りたい気持ちも大きいです。 
"NEXT STEP"を見据えているがゆえの、
全身全霊をかけて開催するアリーナツアーになるかと思います」
 
――セットリストはもう決まられたんですか?
 
「先日まさにセットリスト会議をしたのですが、
2時間くらいの予定が何時間も押してしまって。 2時間じゃ全然足りなかったです。 
いかにして"NEXT STEP"にコミットメントするか。
それはファンの人に最高のものを届けたいという大前提の想いと、 
自分たち自身を奮い立たせるためでもあります」
 


―重要なツアーになりそうですね。プライベートではこの春に挑戦したいことはありますか?
 


「最近はランニングをして、  
ちゃんと体を作っていきたいなと思っています。わりと上半身は鍛えたりするんですけど、
下半身は空手で培った貯金に甘えすぎて結構ノータッチだったので...。
ジムのランニングマシーンは苦手なので、
それをいかに使わずバキバキに鍛えられるかというのを考えています(笑)」
 
――本格的な肉体改造、という感じですか?
 
「いや...まずはランニングシューズを買って、  
形から入ってみようかなと(笑)。  
あとは事務所の先輩がやっている野球チームがあって、
今それに参加させてもらっているんです。
ピッチャーなんですけど、
この前、練習で10分くらいアップをしただけで肉離れをしそうになってしまって(笑)。
これ、本気で走ったらヤバイことになるなとちょっと心配になったぐらい。 
でも何よりツアーも始まりますし、
頑張りたいですね」