多様性あるフランス映画の最新作を紹介する「横浜フランス映画祭」が3月20日から24日まで開催された。





20日のJR桜木町駅前でのレッドカーペットからスタートし、
5日間にわたり横浜みなとみらい21地区でフランスの12作品の映画と1作品のテレビシリーズが上映された。
 
 特別アンバサダーを務める俳優の役所広司さんは、
「フランス映画は、人間ドラマとしてもコメディー作品にしても、大人が楽しめる映画が多い」とラインナップ発表記者会見で魅力を語っていた。
 
 20日に行われたレッドカーペットイベントには、




主催するユニフランスからジル・べりソン会長とダニエラ・エルストナー代表、
フィリップ・セント駐日フランス大使、
山中竹春横浜市長、内田誠日産自動車代表執行役社長とフランスからの来日した18人の映画監督やプロデューサー、役所広司さん、
「愛する時」に主演する俳優のヴァンサン・ラコストさんなどが登場した。

 
 レッドカーペットに続き、
横浜ブルグ13のスクリーン1で行われたオープニングセレモニーでは、
オープニング作品「愛するとき」が上映された。

舞台あいさつには、役所さんと主演した俳優の
ヴァンサン・ラコストさんが登壇。
役所さんは「つい先ほど、桜木町駅前で横浜フランス映画祭の開催をコール。
今回、私も特別アンバサダーという役を仰せつかって、
何とかこの映画祭を成功させたいなと思っている」とあいさつした。
 
 フランス映画祭で上映された作品は、「Ama Gloria(原題)」(監督:マリー・アマシュケリ)、
「アニマル ぼくたちと動物のこと」(監督:シリル・ディオン)、
「Batiment 5(原題)」(監督:ラジ・リ)、  「美しき仕事 4Kレストア版」(監督:クレール・ドゥニ)、
「画家ボナール ピエールとマルト」(監督:マルタン・プロヴォ)、
「カネと血」(監督:グザヴィエ・ジャノリ)、

「けもの(仮題)」(監督:ベルトラン・ボネロ)、
「コンセント/同意」(監督:ヴァネッサ・フィロ)、
「愛する時」(監督:カテル・キレヴェレ)、
「Neneh Superstar(原題)」(監督:ラムジ・ベン・スリマン)、
「めくらやなぎと眠る女」(監督・脚本:ピエール・フォルデス)、
「日本のシドニー(仮題)」(監督:エリーズ・ジラール)、
「Vermines」(監督:セバスチャン・ヴァニセック)。