流れ星みゆき



📺️1983年3月31日~1984年4月20日

フジテレビ系

全37話

🌟原作 あだち充

🌟監督 西久保瑞穂






高校1年生の夏休みに、若松真人は友達と一緒に泊まりがけで海辺の民宿にアルバイトに出かける。

真人が憧れを抱く同級生の鹿島みゆきも同じバイトに来ており、

彼女が自分に気があることを偶然知り、

デートの約束にこぎつける。

しかし、その直後ある出来事でフラレてしまう。


友人たちは落胆する真人に、

海で見かけた美少女を誘うようにそそのかす。

いい雰囲気になり、

デートの約束もした2人だったが、

実は彼女は6年ぶりに海外から日本に帰国した血の繋がらない1つ年下の妹の若松みゆきだった。

家に帰ると、




妹のみゆきとの2人きりの生活が始まる。

真人は若松みゆきはあくまで妹であると、

惹かれていく心を制しながら、

鹿島みゆきとの関係も良好に続き、

2人のみゆきの間で心は揺れつつも高校生活の日々は流れていく。

元気な妹みゆきも真人に一途な想いを寄せながらも、

真人(と鹿島みゆき)の幸せを最優先に考え、

一人の女性・妹という狭間に揺れながら自らの想いを心の中に留めている。

真人は鹿島みゆきとの関係を進展させていこうとするが、

男にモテる妹みゆきには、

喧嘩は強いが落ちこぼれの間崎竜一や教師の中田虎夫などが寄ってきて、

妹みゆきが他の男と付き合うことを許容出来ないでいることもあり、

中々思い通りにもならない。

2人のみゆきには男からのアプローチが幾度となくあるので、

気が抜けない日々を送る。

そんな一進一退を繰り返し、

色々な出来事もあり成長し、

高校卒業、受験浪人を経て大学生となる。

兄妹としての生活は約4年間続き、

ある日、幼馴染でありサッカー日本代表のスター選手になった沢田優一が、

子供の時以来久しぶりに若松家を訪ねてくる。

沢田を兄のように慕っていた2人だったが、

沢田は成長した若松みゆきを一人の女として見てしまい、結婚を申し込む。

沢田の良い人柄を知っている真人には反対する理由など無い。

沢田は若松みゆきの気持ちに内心気づきながらも

次々に話を進めていく。

そして迎えた披露宴の最中、

真人はついにみゆきに思いを告げる。

こうして、沢田との結婚は破談となり、

みゆきは真人の気持ちを受け入れる。

数か月後、父親のいるフィリピンにて3人で挙式、長年秘めていた愛を成就させる。

みゆきは再会当初から真人と血縁関係がないことを知っていたことが、

日本にいる竜一とその母との会話からほのめかされ、

2人も涙を浮かべながら真人とみゆきの結婚を祝福した。

一方、鹿島みゆきは父の勧めで北海道へ傷心旅行をする。

そこで彼女は沢田と偶然再会し、

失恋した二人の新しい恋を予感させるように物語は幕を下ろす。