合格はいからさんが通る


日本国旗日本アニメーション
📺️1978年6月3日~1979年3月31日
全42話
📽️監督 横田和喜
    馬越彦弥

 
🌟#1 紅緒は花の十七才
 

 
紅緒は、自転車で通学する途中に転んでしまったことでハンサムな男性と出会うが、笑われたことに立腹。その後、木に絡まったたこを取ろうとし、木から落ちかけた姿を見られてまた笑われるが、彼が助けてくれた。

🌟#2 おさらば駈落ち
 

 
ハンサムな陸軍少尉が自分の婚約者だという事実を知った紅緒は、婚約者を受け入れることができず、父親に反発してしまう。悲しみに浸っているそんな時、幼馴染みの蘭丸が家の外で紅緒を待っていた。

🌟#3 恋の二日酔
 
 
駆け落ちのなか、喧嘩に負けたことのない丑五郎という大きな男と勝負をするが、紅緒が勝ったため丑五郎の親分となる。丑五郎と一緒にやけ酒を飲んでいると、そこへ何も知らない婚約者の少尉が現れる。
 

🌟#4 浅草どたばたオペラ

いいなずけと結婚をしたくない紅緒は、親友の環に話を聞いてもらう。一方、環の意中の相手である婚約者がいるという。紅緒には特別に彼を見せてあげるということで、2人は浅草のオペラ会場に行くこととなる。

🌟#5 それいけ見習い花嫁

少尉の悲しい生い立ちを聞いた紅緒だが、祖母の願いを叶えるために自分と結婚することを知って腹を立てる。料理、裁縫、行儀作法の全てがオール1の紅緒は、伊集院家への行儀修行が婚約解消の好機だと目論む。
 

🌟#6 かりそめのウエディングマーチ

伊集院家が花村家に紅緒を迎えにきたが、紅緒はもんぺ姿で現れる。父に亡くなった母の白い喪服を見せられ、万が一の時に使うよう言われる。別れを悲しむ蘭丸たちに紅緒は、すぐに追い出されて帰ってくると告げた。

🌟#7 伯爵さま!ごめんあそばせ

伊集院家が広大なので驚く紅緒。父の心配をよそに豪華な屋敷に着いた紅緒は、よろい武者と出くわして屋敷じゅう走り回るが、よろい武者は伯爵だった。伯爵夫人は元気な紅緒を見て、紅緒の祖父を思い出す。
 

🌟#8 泣きません勝つまでは
食事作法を知らない紅緒は、なかなか食べることができない。伯爵にも伊集院家にはふさわしくないと言われ、弱気になってしまう。だが少尉には、家の古いしきたりを破ってくれることを紅緒に期待していると言われる。
 
🌟#9 初めての胸のときめき
 
花嫁修行で悔しい思いをしながら、紅緒は如月に勝つため夜な夜な勉強をする。そんな姿を見た少尉は、伊集院家を変えてくれると改めて思うのだった。紅緒は少尉の優しさに胸がときめいて、少し戸惑ってしまう。
 
🌟#10 召しませ愛の特効薬
 
伯爵の男尊女卑に腹を立て、戦うことになった紅緒。伯爵に勝ったため、伊集院家を出ていこうとするが伯爵夫人に止められる。ひどい神経痛に悩む伯爵に特効薬を作り、朝まで看病した紅緒に伯爵は少しずつ心を開く。
 
 🌟#11 ようこそ嘆きの園遊会へ
 
園遊会で忍の婚約者・紅緒を友人に紹介することになった。招待された環は、忍に想いを打ち明けるがふられてしまう。パーティの席で、環は親友の紅緒を不幸せにしたら許さないと伝え、気分が乗らないから帰ると言う。
 

🌟#12 踊れ!悩ましの美少女?!
 
紅緒を心配する蘭丸は蘭子と名乗り、女装をして紅緒のメイドとして伊集院家にやってきた。紅緒はすぐに帰るよう告げるが、蘭丸の泣き顔を見て負けてしまう。一方、伯爵は蘭子を見て「怪しい」と言う。
 
 🌟#13 恋は思案の帆かけ舟

女の中で暮らすことになった蘭丸だが、男だとバレないか心配になり、紅緒と同じ部屋で生活をし始める。如月の厳しい花嫁修行を受けていることを知った蘭丸は、如月に腹を立ててあることを画策する。
 

🌟#14 思い乱れて花ニ輪
 
少尉の身の回りの世話をしないと如月に怒られ、少尉にいたずらを考えたが、これが事件となると言われて心配になる。学校からの帰り道で、丑五郎と紅緒がヤクザに狙われ危ういなか、花乃屋吉次という美女が現れる。

🌟#15 さようなら古きものヨ
伊集院家の家宝である皿を虫干ししている蘭丸は、手を滑らせて割ってしまった。現れた伯爵は、皿が割れていることを知って腰を抜かしてしまう。蘭丸を死刑にすると言い、そこへ紅緒が来て蘭丸を守ろうとする。
 
 🌟#16 いざさらば落第花
 
紅緒は、屋敷を出ていくことで皿を割った責任を取ることを決断。縁談も破談になり、すっかり元気がなくなってしまった紅緒は吉次と会う。一方、伯爵家では紅緒がいなくなって寂しい思いをしていた。
 

🌟#17 さすらいの花びら

花村家に戻った紅緒だが、伊集院家へ戻るよう父に言われて大喧嘩になる。再び花村家を去ることになった紅緒だが、伊集院家に戻ることはできず、行き先がなくなってしまい蘭丸と丑五郎とやけ酒をあおる。
 
🌟#18 恨み買いますご用心
 
紅緒を迎えに花村家を訪れる少尉だが、紅緒はすでに帰したと言われ、探しにいくこととなった。一方、酒を飲んだくれていた紅緒は、その場にいた軍人と喧嘩を始めてしまい、そこへ少尉が現れる。
 🌟#19 つかの間の幸せ

喧嘩相手の軍人が少尉の上官・印念中佐だったが、無礼な態度を取ったということで、中佐の逆鱗に触れてしまう。酒に酔った紅緒は、少尉におぶられながら伊集院家へ戻るが、何も記憶にないと話す。
 🌟#20 相合傘のお二人は?
 
少尉はいつもラブレターをたくさんもらうが、読まずに捨てていた。だが、手紙をくれた女性と会おうとしていることを嗅ぎつけた蘭丸は、これを怪しむ。街へ出た紅緒は、少尉と吉次が会っているのを目撃してしまう。
 
🌟#21 命みじかく悩み果てなく

女性とのデートを目撃した紅緒は、すっかり食欲もなくなってしまう。少尉と距離を置くようになるが、少尉はなぜ紅緒に避けられているのか理解できない。傷ついた紅緒は、環に話を聞いてもらう。
 
🌟#22 散る花咲く花恋の花

少尉と花乃屋吉次の関係が気になる紅緒は、吉次の働いている芸者風情へ行く。紅緒は少尉と吉次の関係を気遣い、吉次に伊集院家へ来てほしいとお願いをするが、誤解していたことがわかって安堵する。